画像引用:ホンダ公式
新型ヴェゼルに関する評判や情報が、インターネット上で多くの議論を呼んでいます。
特に「新型ヴェゼルひどい」というキーワードでの検索が増えていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
本記事では、新型ヴェゼルの実際の評価や問題点、さらにはその魅力や機能性についても詳しく解説していきます。
購入を検討している方や、すでに所有している方も、この情報を参考にしてヴェゼルの真の価値を理解していただければと思います。
- 新型ヴェゼルの購入後に後悔しているユーザーの具体的な声や要因
- 新型ヴェゼルのデザインや価格帯に関する市場の評価
- 不具合やリコール情報、特に初期不良に関する詳細
- 新型ヴェゼルの売れ行きや市場での受け入れ状況についての情報
新型ヴェゼルの評判、本当にひどいのか?
画像引用:ホンダ公式
- 新型ヴェゼルで後悔する人の声
- 新型ヴェゼルは壊れやすい?
- 売れ行きは今も良好
- 新型ヴェゼルを見かけない?
- 新型ヴェゼル、失敗の要因は?
- リコール情報
- 2022年のマイナーチェンジでハイブリッドが進化
新型ヴェゼルで後悔する人の声
新型ヴェゼルの購入後に後悔しているユーザーの声が増えているのは事実です。
その背景には、いくつかの要因が考えられます。
まず、公表されている燃費と実際の燃費の間に大きなギャップがあるという指摘が一部のユーザーから上がっています。
また、新型ヴェゼルのデザインが他社の車種に似ているとの声も。
特に、MAZDA車との類似性を指摘する声が多く、これが購入の決め手となったユーザーにとっては大きな失望材料となっています。
さらに、新型ヴェゼルの価格帯が競合車種に比べて高い点も後悔の要因として挙げられています。
300万円を超える価格での購入となると、その価値を十分に感じられなければ後悔するのは当然でしょう。
また、ヴェゼルの後席のスペースが狭いという点も、家族を持つユーザーや長距離のドライブを楽しむユーザーからの不満として挙がっています。
具体的には、膝前のスペースが拳1個~1.5個分しか空いていないとのこと。
これは、特に身長が高いユーザーにとっては大きなストレスとなるでしょう。
このように、新型ヴェゼルには多くの魅力がある一方で、実際の使用感や価格、デザインなどの点で後悔するユーザーも少なくありません。
購入を検討している方は、これらの点を十分に考慮した上で、最終的な判断を下すことが重要です。
新型ヴェゼルは壊れやすい?
新型ヴェゼルの発売当初から、多くのリコールや初期不良の報告が継続的に見られています。
特に、単眼カメラのシステムエラーが指摘されており、ユーザーからは「アラートが次々と表示される」という声が上がっています。
具体的には、以下のようなシステム異常のアラートが報告されています。
- ACC(アダプディブクルーズコントロール)システム異常
- LKAS(車線維持支援システム)異常
- CMBS(衝突軽減ブレーキシステム)異常
- 路外逸脱抑制システム異常
- オートハイビームシステム異常
これらのアラートは、特定の条件下で繰り返し表示されることがあり、ユーザーの運転中の安心感を損なっています。
特に、雨天時にはシステムトラブルが頻発し、関連システムがすべてエラーとなるケースも報告されています。
このようなトラブルは、ディーラーでのシステムリセットにより復旧することが多いものの、ユーザーにとっては大きなストレスとなっています。
また、新型ヴェゼルの納車が始まった当初から、同様のシステムトラブルの報告が多数存在しており、これが新型ヴェゼルの不具合の実情として知られるようになりました。
ユーザーは、ディーラーの対応やサービスの質にも注目しており、迅速かつ的確な対応が求められています。
このような不具合の情報は、新型ヴェゼルを購入を検討している方々にとって、非常に重要な判断材料となるでしょう。
購入前には、十分な情報収集とディーラーとのコミュニケーションが必要です。
売れ行きは今も良好
画像引用:Car Watch
新型ヴェゼルの売れ行きは、発売直後に爆発的な受注を記録し、2021年4月の販売台数は3700台を超えました。
前月の3月の販売台数は前型の販売となり、約1800台でした。
新型ヴェゼルは発売から1カ月後には、計画台数の5000台を大きく超える3万2000台の受注を得ています。
昨年4月の発売から1年後の年度集計での販売台数は5万9674台であり、12カ月で割ると月平均4972台となり、計画販売台数の5000台に非常に近い数字を記録しています。
2023年8月の販売台数は3387台と、新型ヴェゼルの販売は堅調に推移しています。
新型ヴェゼルを見かけない?
新型ヴェゼルを街中で見かけることが少ないという声がありますが、売れ行きも好調ですので、街中でヴェゼルを普通に見かけるようになってきました。
新型ヴェゼル、失敗の要因は?
新型ヴェゼルの失敗の要因を詳しく分析すると、以下の点が挙げられます。
価格の問題: 新型ヴェゼルの車両本体価格は、競合車に比べて高額であることが指摘されています。
一部のユーザーからは「この金額なら他の車にすれば良かった」という意見も出ており、価格設定が購入のハードルとなっている可能性が考えられます。
内装の問題: 特にヘッドクリアランスの狭さが指摘されています。ヘッドクリアランスとは、着席時の天井と頭頂部との距離を指します。高身長の方からは頭がつかえる、あるいは頭をぶつけたという声もあるようです。
また、ラゲッジスペースの狭さも指摘されており、先代のモデルに比べて荷室が狭くなったとの意見も見受けられます。
デザインの問題: 新型ヴェゼルのデザインには賛否が分かれています。
特にフロントグリルに対する不満の声が上がっており、他の車に似ているとの意見や、前のモデルがよかったとの声もあるようです。
デザインの変更が一部のユーザーの受け入れにくい要因となっている可能性があります。
これらの要因が複合的に作用し、新型ヴェゼルの評価を下げる大きな要因となっていると考えられます。
リコール情報
新型ヴェゼルの市場投入以降、多数の不具合報告が寄せられており、特に発売当初はリコールが頻発していました。
これらの不具合には、ブレーキやエアバッグの問題など、車両の安全性に関わる重大なものも含まれています。
さらに、フロントワイドビューカメラの不具合に関しては、ホンダから「重要なお知らせ」としてサービスキャンペーンが実施されるなど、ユーザーへの対応が求められています。
これらの不具合とリコール情報は、新型ヴェゼルのブランドイメージやユーザーの信頼を大きく損なう要因となっており、今後のホンダの対応が注目されています。
2022年のマイナーチェンジでハイブリッドが進化
2022年に新型ヴェゼルはマイナーチェンジを受けました。
このマイナーチェンジで、一部の不具合が修正されたほか、デザインの変更や新機能の追加が行われました。
新型ヴェゼルは、ハイブリッドシステムが前型の1モーターから2モーターのe:HEVへと進化。
これにより、電動化の推進がさらに強化されました。
また、新型ヴェゼルに搭載されたe:HEVは、車両重量の増加を考慮してバッテリーのセル数が増やされ、出力も向上。
特に、前輪駆動のモデルでは、静粛性が向上し、滑らかな加速が実現されました。
新型ヴェゼルがひどいと言われる評判を否定する
画像引用:ホンダ公式
- ヴェゼルって本当に「貧乏人の車」なのか?
- 視界が悪い?
- 新型ヴェゼルの乗り心地に対する評判
- ヘッドクリアランスが気になるという声もある
- ラゲッジスペースも実用性十分
- 新型ヴェゼルと他車のデザイン比較
- 新型ヴェゼルの価格と競合車とのコストパフォーマンスを比較
ヴェゼルって本当に「貧乏人の車」なのか?
ヴェゼルが「貧乏人の車」という評判を受ける背景には、そのアクセスしやすい価格帯が一因として挙げられます。
しかし、この価格帯にも関わらず、ヴェゼルは多くの先進的な機能や性能を備えており、コストパフォーマンスの面では非常に高い評価を受けています。
特に、初心者や若いドライバーからの支持が高く、その手軽さや運転のしやすさが評価されています。
一方で、そのようなユーザー層の多さから、若い印象や初心者の印象が強くなってしまっているのも事実です。
しかし、ヴェゼルの実力や機能性を正しく理解すれば、単なる「貧乏人の車」という評価を超えた、真の価値を持つ車であることがわかるでしょう。
視界が悪い?
画像引用:ホンダ公式
新型ヴェゼルには、一部のユーザーから視界に関する指摘が上がっています。
特に、ヘッドクリアランス、すなわち着席時の天井と頭頂部との距離について、高身長の方からは頭が触れる可能性があるとの声がある一方、全体的には広々とした空間を感じるユーザーも多いようです。
このヘッドクリアランスの問題は、特に試乗時に座席の調整や体感を重視することで、各ユーザーが自身に合った選択をすることが推奨されます。
また、新型ヴェゼルのインテリアデザインは、少ない視線移動や動線に沿った操作類の配置が重視されており、運転席は高めの位置にメーターやセンターディスプレイを配置することで、視線移動を最小限に抑え、スムーズなドライビングをサポートしています。
視界の問題は、安全運転に直結する要素であり、新型ヴェゼルもその視点からの最適化を追求していることが伺えます。
しかし、最終的な評価は、実際の運転体験を基に各ユーザーが判断することが最も重要でしょう。
新型ヴェゼルの乗り心地に対する評判
新型ヴェゼルの乗り心地に関する評価は、ユーザー間で大きく分かれています。
特に後席の乗り心地に関しては、一部のユーザーから窮屈感を感じるとの声が上がっています。
これは、新型ヴェゼルのデザイン変更により、ルーフ高が下がったことや、背もたれの角度が変わったことが影響していると考えられます。
しかし、新しいシートフレームの設計により、足元や膝前のスペースは拡大されており、一部のユーザーからはこれを評価する声もあります。
また、走行中の段差による突き上げが気になるという意見も見受けられます。
これは、新型ヴェゼルの足回りやサスペンションの設定に関連している可能性があります。
一方、タイヤには高級銘柄であるミシュランのプライマシー4が装着されており、ハンドリングや車体の挙動が滑らかで、静粛性も高いとの評価があります。
総じて、新型ヴェゼルの乗り心地に関する評価は、デザインや装備の変更による影響を受けていると言えます。
ユーザーの好みや使用状況によって、その評価は大きく変わることが予想されるため、実際の乗り心地を確かめるためには、試乗することが最も確実です。
ヘッドクリアランスが気になるという声もある
新型ヴェゼルのヘッドクリアランス、すなわち着席時の天井と頭頂部との距離に関する問題が話題となっています。
特に高身長のドライバーや乗客からは、頭が天井に接触する恐れがあるとの声が上がっており、一部のユーザーは実際に頭をぶつける事態にも遭遇しています。
この問題は、新型ヴェゼルのスタイリッシュなデザインを追求する過程で、全高を低く設計したことが背景にあると考えられます。
しかし、多くのユーザーは車内全体としては広々とした空間を感じており、ヘッドクリアランスの問題についても、試乗時に座席の調整などを行うことで解消できる場合が多いようです。
それにもかかわらず、この点を特に重視するユーザーにとっては、他の車種を検討する価値があるかもしれません。
ラゲッジスペースも実用性十分
画像引用:ホンダ公式
新型ヴェゼルのラゲッジスペースは、流行の「クーペSUV」風デザインの影響で、リアウィンドウが寝かされた形状となっています。
このデザインは見た目の魅力を高めていますが、ラゲッジルームの容量には一定の影響を及ぼしています。
実際、旧型と比較すると、荷室の室内長は約3cm短くなっています。
しかし、そのデザインとは裏腹に、リアシートの背もたれを倒さずとも、機内持ち込みサイズのスーツケースを4個積み込むことが可能です。
このように、新型ヴェゼルはデザイン性と機能性のバランスを追求しており、日常の利便性を損なうことなく、スタイリッシュな外観を実現しています。
新型ヴェゼルと他車のデザイン比較
新型ヴェゼルのデザインは、他の車種との比較で独特の特徴を持っています。
特にリアのコンビランプをつないだデザインは、トヨタの「ハリアー」やレクサス「UX」、アウディ「Q8」、フォルクスワーゲン「Tクロス」などといった他のSUVと似たトレンドを持っています。
しかし、ヴェゼルのデザインはこれらの車種とは一線を画す要素も持ち合わせています。
例えば、リアゲートのオープナーの位置や造形が、美しさと機能性を両立させている点が挙げられます。
また、インテリアデザインも一新され、運転席やセンターディスプレイの配置が、視線移動を少なくし、スムーズなドライビングをサポートしています。
このような独自のデザイン哲学に基づいたアプローチは、他の車種とは一味違うヴェゼルの魅力となっています。
新型ヴェゼルの価格と競合車とのコストパフォーマンスを比較
新型ヴェゼルの価格帯は2,279,200円~3,298,900円と、BセグメントSUVとしてはやや高めの設定となっています。
この価格帯は、ヴェゼルが持つ上質なインテリアや先進のハイブリッドユニットの搭載など、そのクラスを超えた装備や機能を反映したものです。
特にハイブリッド車の価格は最低でも2,658,700円となっており、ガソリン車のGグレードは2,279,200円というフレンドリーな価格設定となっています。
競合する車種、例えばヤリスクロスとの比較では、ヴェゼルは価格面で約10%高いと言われることもありますが、その差額はヴェゼルの持つ独自の特徴や性能、装備の質によって正当化されていると言えます。
実際、ヴェゼルはBセグメントのSUVとして、クラスレスな質感やデザインを持ち、多くのユーザーからの支持を受けています。
結論として、新型ヴェゼルの価格は競合車と比較しても高めですが、その価格に見合った高いコストパフォーマンスを持っていると評価されています。
新型ヴェゼルの基本スペック
ホンダ ヴェゼルの基本スペックは以下の通りです。
ホンダ ヴェゼル 基本スペック(グレード:e:HEV Z) | |
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ボディタイプ | SUV・クロスカントリー・ライトクロカン |
ドア数 | 5ドア |
乗員定員 | 5名 |
型式 | 6AA-RV5 |
全長×全幅×全高 | 4330×1790×1590mm |
ホイールベース | 2610mm |
トレッド前/後 | 1535/1540mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2010×1445×1225mm |
車両重量 | 1380kg |
エンジン型式 | LEC |
最高出力 | 106ps(78kW)/6000~6400rpm |
最大トルク | 13.0kg・m(127N・m)/4500~5000rpm |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ+モーター |
総排気量 | 1496cc |
燃料タンク容量 | 40リットル |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
WLTCモード燃費 | 24.8km/リットル |
JC08モード燃費 | 30.4km/リットル |
タイヤサイズ(前) | 225/50R18 |
タイヤサイズ(後) | 225/50R18 |
最小回転半径 | 5.5m |
新型ヴェゼルはひどいのか?について総括
- 新型ヴェゼルの車両本体価格は競合車に比べて高額であるが、その価格に見合った高い性能や機能が備わっている
- ヘッドクリアランスの狭さが指摘される一方、これにより安全性を確保しているとの意見もある
- ラゲッジスペースは先代モデルに比べて狭くなったとの意見があるが、日常使用には十分な容量があるとの声も
- 新型ヴェゼルのデザインには賛否が分かれるが、独自性が高く注目を集めている
- システムトラブルの報告があるものの、ホンダの迅速な対応やアフターサービスの良さが評価されている
- 新型ヴェゼルの市場投入以降、多数の不具合報告があるが、これに対する改善策やアップデートが進行中である
- 新型ヴェゼルの売れ行きは発売直後に爆発的な受注を記録し、2021年4月の販売台数は3700台を超えた
- デザイン変更により、ルーフ高が下がったことや背もたれの角度が変わったことが後席の乗り心地に影響しているが、全体的な乗り心地は良好であるとの声も
- 新型ヴェゼルの足回りやサスペンションの設定に関連して、走行中の段差による突き上げが気になるという意見があるが、安定した走行性能を持つとの評価も
- 新型ヴェゼルは、先進的な安全装備や運転支援システムが豊富で、その点での評価は非常に高い
- インテリアの質感や使い勝手についても、多くのユーザーから好評を得ている