クロスビーで後悔しない!知っておきたい5つのデメリットと対策

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クロスビーで後悔しない!知っておきたい5つのデメリットと対策

スズキクロスビー、個性的で可愛いデザインに惹かれますよね。コンパクトなのに室内が広そうで、毎日の運転も週末のレジャーも楽しくなりそう!と期待している方も多いのではないでしょうか。

でも、いざ購入を考えると「本当に買って後悔しないかな?」「家族を乗せた時の乗り心地は大丈夫?」「燃費や荷物の積載量は思ったより良くないって聞くけど…」といった不安もよぎりますよね。

この記事では、クロスビーで後悔しやすい5つの具体的なデメリットとその対策、さらに実際に乗っているオーナーのリアルな声(満足点・不満点)を詳しく解説します。

この記事を読むことで、クロスビーのデザインや走りの魅力だけでなく、購入前に知っておくべき注意点も客観的に理解でき、漠然とした不安を解消できます。他のコンパクトカーと比較検討する上でも、重要な判断材料が得られるはずです。

後悔のない車選びのために、クロスビーが本当にあなたの家族やライフスタイルに合う一台なのか、この記事でじっくり見極めていきましょう。

この記事で深く理解できること
  • クロスビーで後悔しやすい具体的なポイント
  • 考えられるデメリットへの具体的な対策
  • クロスビーが自分に合っているかどうかの判断基準
  • 購入前に確認すべきオーナーのリアルな評価
目次

スズキ クロスビーで後悔する可能性がある5つのデメリットと対策

スズキ クロスビーで後悔する可能性がある5つのデメリットと対策

画像:スズキ

クロスビーは魅力的な車ですが、すべての人にとって完璧な選択とは限りません。購入後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、事前に知っておきたいデメリットと、それに対する考え方や対策を見ていきましょう。

1. 乗り心地(特に後席の突き上げや揺れ)

購入前に知っておきたい注意点

クロスビーの乗り心地、特に後部座席については、不満の声が少なからず聞かれます。具体的には、路面の凹凸による突き上げ感や、車体の揺れ(特に横揺れやフワフワ感)が気になるという意見です。シートの柔らかさが好みでない、長距離運転で疲れるといった声もあります。

車高が高めのデザインや、サスペンションのセッティング、軽量な車体などが背景にあると考えられます。特に後席は前席に比べて揺れを感じやすい傾向があるようです。

気になる点を解消するには?

もし乗り心地、特に後席の快適性を重視する場合は、購入前に次のような点を考慮してみましょう。

  • 試乗で確認しましょう
    必ず後部座席にも実際に乗ってみて、様々な路面状況での乗り心地を確認しましょう。可能であれば、普段よく通る道や少し長めの距離を試乗することをおすすめします。
  • シートクッションを活用しましょう
    後席の突き上げ感が気になる場合、市販の低反発クッションなどを活用することで、ある程度緩和できる可能性があります。
  • 運転方法を工夫しましょう
    急なハンドル操作や加減速を避け、丁寧な運転を心がけることで、車体の揺れを抑えることができます。
  • 社外パーツを検討しましょう
    乗り心地にどうしても不満が残る場合は、サスペンションやショックアブソーバーなどの社外パーツへの交換を検討するオーナーもいます。ただし、費用がかかる点や、乗り心地の好みが変わる可能性がある点に注意が必要です。

オーナーの声(不満点)

「ショックの突き上げ、後席揺さぶり感はいただけません。」

[車8台目]さん(みんカラ)

「乗り心地で順位付けするなら、シエラ>クロスビー>ジムニー。 …対してクロスビーは何時までも何処までも揺れていて気持ちが悪い。」

[安くて結構!]さん(価格.com)

2. 燃費性能と燃料タンク容量

購入前に知っておきたい注意点

クロスビーは1.0Lターボエンジンとマイルドハイブリッドを搭載していますが、「期待していたほど燃費が良くない」と感じるオーナーもいます。特に市街地走行やエアコン使用時、高速走行時に燃費が伸び悩むという声が見られます。

また、燃料タンク容量が30L(4WD)または32L(2WD)と、コンパクトカーの中でも小さめであるため、航続距離が短く、給油頻度が高くなる点をデメリットとして挙げる声も多いです。ターボエンジンであること、6ATを採用していること、SUVライクな車体形状による空気抵抗などが、燃費に影響していると考えられます。

気になる点を解消するには?

燃費性能や航続距離について懸念がある場合は、以下の点を検討することをおすすめします。

  • 燃費運転を意識しましょう
    急発進・急加速を避け、エコドライブを心がけることで、燃費の改善が期待できます。マルチインフォメーションディスプレイのエコスコアなどを参考にすると良いでしょう。
  • こまめな給油を計画しましょう
    燃料タンク容量が小さいことを前提に、長距離ドライブの前や、燃料計が半分程度になったら早めに給油するなど、計画的な給油を習慣づけましょう。
  • 用途とのマッチングを考えましょう
    クロスビーは燃費性能を最優先する車種ではありません。キビキビとした走りやデザイン性を重視する一方で、燃費は「そこそこ」と割り切れるかどうかがポイントになります。燃費を最重要視する場合は、他のハイブリッド車なども比較検討すると良いでしょう。

オーナーの声(不満点)

「燃料タンクが小さいから通勤で毎日使ってるけど大体2週間に1度位はスタンドに行かないと行けないからそれがちょっと面倒くさい」

[も~も~さん]さん(みんカラ)

「まぁ良くはない。マイルドハイブリッドってなんなんだろう笑」

[milanistaboy]さん(価格.com)

3. 荷室(ラゲッジスペース)の狭さ

購入前に知っておきたい注意点

クロスビーは後部座席の広さが魅力の一つですが、その反面、荷室スペースはやや狭めです。特に後部座席を一番後ろまでスライドさせた状態では、大きな荷物や家族旅行の荷物を積む際に容量不足を感じることがあります。

コンパクトな全長の中で、居住空間(特に後席)を優先したパッケージングが理由と考えられます。4人乗車でキャンプ道具などのかさばる荷物を積むのは難しいという声もあります。

気になる点を解消するには?

荷室の広さに不安がある場合は、以下の点を考慮してみましょう。

  • 荷室アレンジを活用しましょう
    後部座席は前後にスライドしたり、分割して倒したりすることができます。乗車人数や荷物の量に合わせてシートアレンジを工夫することで、積載量を増やすことが可能です。2WD車は床下収納(サブトランク)も活用できます。
  • ルーフキャリアを検討しましょう
    キャンプやアウトドアなどで荷物が多くなる場合は、ルーフキャリアやルーフボックスの利用を検討するのも一つの方法です。ただし、燃費への影響や車高が高くなる点には注意が必要です。
  • 用途とのマッチングを考えましょう
    日常の買い物や1〜2人でのレジャーがメインであれば、十分な積載量と感じる場合が多いです。大人数での旅行や、常に大きな荷物を積む必要がある場合は、他の車種(例:ソリオ、ミニバンなど)と比較検討することをおすすめします。

オーナーの声(不満点)

「荷室が狭い(メリットの裏返し)」

[いーさん9849]さん(みんカラ)

「ラゲッジルームが狭すぎます。バックレストまでの高さで、シートを一番前にしても奥行き45cmしかなく実測190L程度と遊び道具は十分積めません。」

[10年寝たろう]さん(価格.com)

4. 内装の質感

4. 内装の質感

画像:スズキ

購入前に知っておきたい注意点

クロスビーの内装は、デザイン性が高く評価される一方で、「プラスチック感がある」「チープに見える」といった質感に対する不満の声も見られます。特にインパネ周りの素材感や、一部の軽自動車と共通のパーツが使われている点などが指摘されています。

車両価格を抑えるためのコスト配分や、クロスビーの持つカジュアルで遊び心のあるキャラクターに合わせたデザインの結果と考えられます。

気になる点を解消するには?

内装の質感が気になる場合は、以下の点を考慮してみましょう。

  • 実車で確認しましょう
    写真やカタログだけでなく、実際にディーラーで内装の質感を確認しましょう。人によって感じ方は異なるため、自分の目で見て触れて判断することが重要です。
  • キャラクターとの割り切りを考えましょう
    クロスビーは高級感を追求する車種ではありません。デザインや使い勝手、走行性能などを総合的に評価し、内装の質感はある程度割り切れるかどうかを考えましょう。
  • カスタマイズを検討しましょう
    インパネガーニッシュやドアトリムガーニッシュなど、内装の雰囲気を変える純正オプションや社外パーツも存在します。好みに合わせてカスタマイズを楽しむのも一つの方法です。シートカバーなどで質感を向上させることも可能です。

オーナーの声(不満点)

「値段相応の内装。高級感は無いかな。」

[姫路BO-ZU]さん(みんカラ)

「チープです。これは無いなと思いました。はっきり言って軽自動車レベルです。」

[kurage090]さん(価格.com)

5. 一部の先進安全・快適装備

購入前に知っておきたい注意点

クロスビーは安全装備も充実していますが、一部の機能については不満の声があります。例えば、初期モデルのアダプティブクルーズコントロール(ACC)は全車速追従機能が付いていませんでした(2020年10月のマイナーチェンジで対応)。また、電動パーキングブレーキやステアリングヒーター、ハンドルのテレスコピック機能(前後調整)がない点をデメリットとして挙げる声もあります。

モデルイヤーによる装備の違いや、車両価格とのバランスを考慮した結果と考えられます。

気になる点を解消するには?

先進安全装備や快適装備について気になる点がある場合は、以下の点を検討しましょう。

  • モデルイヤーを確認しましょう
    中古車を検討する場合は特に、年式やマイナーチェンジの前後で装備内容が異なる点に注意が必要です。ACCの全車速追従機能など、欲しい機能が搭載されているか確認しましょう。
  • 必要性を判断しましょう
    電動パーキングブレーキやステアリングヒーターなど、搭載されていない機能が自分にとって本当に必要かどうかを考えましょう。他のメリットと比較して、妥協できる範囲かどうかを判断することが重要です。
  • 試乗で確認しましょう
    ハンドルのテレスコピック機能がない点など、ドライビングポジションに関わる部分は試乗でしっかり確認しましょう。自分に合ったポジションが取れるかどうかが重要です。

オーナーの声(不満点)

「電動パーキング、ステアリングヒーターが無い!!」

[moris66]さん(みんカラ)

「ハンドルは上下にチルトしますが伸縮(テレスコ)は不可。ハンドルがトラックのように寝ているので、チルトとシートリフターだけでも不満のない運転姿勢が取れました。」

[安くて結構!]さん(価格.com)

スズキ クロスビーが向いている人

スズキ クロスビーが向いている人

画像:スズキ

ここまで見てきたデメリットを踏まえても、クロスビーが魅力的な選択肢となるのはどのような人でしょうか。以下のようなライフスタイルや価値観を持つ人には、クロスビーが特におすすめです。

  • 個性的なデザインが好き
    ハスラーを彷彿とさせつつも、よりボリューム感のある独特のデザインに魅力を感じる人。他の車とは違う、愛着の湧くスタイルを求めている人。
  • コンパクトなサイズと運転のしやすさを重視
    軽自動車からのステップアップや、大きな車の運転に不安がある人。狭い道や駐車場での取り回しの良さを求めている人。
  • キビキビとした走りを楽しみたい
    1.0Lターボエンジンによるパワフルな加速や、6ATのダイレクトな変速フィールを好む人。街乗りから高速道路まで、ストレスなく走りたい人。
  • 見た目以上の室内空間を求める
    コンパクトな外観ながら、広い室内、特に後部座席の足元スペースを重視する人。1〜2人での乗車がメインで、たまに家族や友人を乗せる機会がある人。
  • 街乗りメインで、たまにアウトドアやレジャーにも使いたい
    日常の買い物や通勤・通学に加え、週末には少し遠出したり、軽いアウトドアを楽しんだりしたい人。SUVテイストのデザインや、ある程度の地上高を求めている人。
  • コストパフォーマンスを重視
    燃費や税金などの維持費を抑えつつ、充実した装備や走行性能を求める人。(ただし、燃費最優先ではない)

スズキ クロスビーが向いていない人(後悔する可能性がある人)

スズキ クロスビーが向いていない人(後悔する可能性がある人)

画像:スズキ

一方で、以下のような点を重視する人にとっては、クロスビーは期待外れとなり、後悔につながる可能性があります。

  • 後部座席の乗り心地を最優先する人
    家族や友人を頻繁に乗せ、長距離移動が多い場合、後席の突き上げや揺れが気になる可能性があります。乗り心地の良さを最重要視するなら、他の車種(セダンやミニバンなど)も検討すべきでしょう。
  • 燃費性能を最も重視する人
    ハイブリッドという名称から高い燃費性能を期待していると、実際の燃費に不満を感じるかもしれません。燃費を最優先するなら、ストロングハイブリッド搭載車などを比較検討する必要があります。
  • 大人数での乗車や大量の荷物を積む機会が多い人
    常に4人以上で乗車したり、キャンプ道具などの大きな荷物を頻繁に積んだりする必要がある場合、荷室の狭さがネックになる可能性があります。より積載能力の高いワゴンやミニバンが適しているかもしれません。
  • 高級感のある内装を求める人
    内装の質感にこだわりがあり、プラスチッキーな部分が許容できない人には向いていません。同価格帯でも、より上質な内装を持つ車種も存在します。
  • 最新の先進安全・快適装備をフルで求める人
    電動パーキングブレーキや、より高度な運転支援システムなど、最新の装備をすべて求める場合、クロスビーでは物足りなさを感じる可能性があります。
  • 本格的な悪路走破性を求める人
    SUVライクなデザインですが、本格的なオフロード走行を想定した車ではありません。悪路走破性を重視するなら、ジムニーなどの本格SUVを検討すべきです。

オーナーからのポジティブな声

オーナーからのポジティブな声

画像:スズキ

クロスビーにはデメリットもありますが、多くのオーナーからは満足の声が寄せられています。特にデザイン、走行性能、室内空間、取り回しの良さなどが高く評価されています。

オーナーの声(満足点)

「ファニーなルックスが1番満足しているポイントです。長く乗れる飽きの来ないデザインに+して、3型から追加をされたブラウンアクセントパッケージの内装にダメ押しされ購入を決意しました♡

運転していても楽しい車なので、非常に満足度の高い車ですね♪

スズキさんのCM通り「クロスビーに乗っている人は、何だか皆んな楽しそうです」⋯は、オーナーとしても納得のキャッチコピーです♪笑」

[フクちゃん1214]さん(みんカラ)

「やはりターボエンジン、小気味よく走ります。」

[車8台目]さん(みんカラ)

「見た目以上に広い。Aピラーが近くて立っており、横も後ろも視界が良く運転しやすい」

[あべしー]さん(みんカラ)

「取り回しがよい。狭い道・駐車場での扱いが楽。
低回転からトルクが立ち上がり、フラットなトルク特性で、扱いやすい動力性能。
コンパクトカーにしては後席が広い。装備関係も不足を感じない。
ドラポジがアップライトで運転しやすい。
全方位モニター(360度カメラ)超便利。」

[oyonz]さん(みんカラ)

「想像してたより元気です。力不足と感じる事はない元気なエンジンです。遅くはない。」

[moonwalk3]さん(価格.com)

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

画像:スズキ

クロスビーの実際の燃費はどれくらいですか?

オーナーレビューを見ると、実際の燃費は乗り方や走行環境によって大きく異なりますが、街乗りで12km/L〜15km/L程度、郊外や高速道路で15km/L〜20km/L程度という声が多いようです。ターボエンジンであることや、空気抵抗の大きいボディ形状のため、燃費を最優先する車種ではありません。特に高速道路で速度を出すと燃費が悪化する傾向があるようです。

マイルドハイブリッドの恩恵は限定的と感じる声もありますが、エコドライブを心がけることでカタログ値に近い燃費を出すことも可能です。

オーナーの声(燃費について)

「街乗りメインでAC使用で12〜13km/L 1000ccのワリにはよくないが、あれだけ加速すればいいでしょう。」

[うめしゅー]さん(価格.com)

「高速主体の走行で実測18.5m/Lでした。燃費のことなど気にせずアクセルを踏み込んだし、バンバン追い越しもしたのですが、良い燃費ですね。」

[安くて結構!]さん(価格.com)

後部座席の乗り心地は本当に悪いのですか?

後部座席の乗り心地については、不満の声が比較的多く聞かれます。特に路面の凹凸による突き上げ感や、車体の揺れ(フワフワ感、横揺れ)が指摘されています。シートが柔らかすぎると感じる人もいるようです。ただし、感じ方には個人差があり、「気にならない」「広いので快適」という声もあります。

購入を検討する際は、必ずご自身や同乗される方が後部座席に試乗し、様々な路面状況で乗り心地を確認することが重要です。特にファミリーカーとしての利用を考えている場合は、慎重に判断することをおすすめします。

オーナーの声(後席の乗り心地について)

「リアの乗り心地が最悪な点かな⁈」

[HFuji]さん(みんカラ)

「後席はあまり使ってはいませんが、めちゃくちゃ広いですし乗り心地良いです。」

[かっぱっぱらっぱ]さん(価格.com)

荷室はどれくらい積めますか?車中泊は可能ですか?

クロスビーの荷室は、後部座席を一番後ろにスライドさせた状態では、日常の買い物程度なら問題ありませんが、大きな荷物や旅行の荷物を積むにはやや狭めです。後部座席を前にスライドさせたり倒したりすることで、積載量を大きく増やすことができます。2WD車には広い床下収納(サブトランク)もあります。

車中泊については、シートアレンジによってフルフラットに近い空間を作ることは可能ですが、完全にフラットにはならず段差が残ります。身長によっては足を伸ばせない可能性もあります。快適な車中泊のためには、マットなどで段差を解消する工夫が必要です。「2人で車中泊できる」という声もありますが、「車中泊に向かない」という意見も多いため、実際に試してみるか、オーナーの情報をよく確認することをおすすめします。

オーナーの声(荷室・車中泊について)

「4人乗車で荷物も充分積める。」

[moto 71△]さん(みんカラ)

「・2人で車中泊できる…前の座席を後ろに倒し、後部座席を前に倒して段差なく連結させ、傾斜のある部分に座布団とウレタンマットを敷くと、2人用テントくらいの空間が出来上がります。」

[copap]さん(みんカラ)

4WDと2WD、どちらを選ぶべきですか?

どちらを選ぶべきかは、主に走行環境と使い方によります。雪道や未舗装路を走る機会が多い方、アウトドアレジャーなどで悪路走行の可能性がある方には、走破性と安定性に優れる4WDがおすすめです。4WDには「スポーツモード」「スノーモード」「グリップコントロール」「ヒルディセントコントロール」といった走行モードも搭載されています。

一方、主に街乗りが中心で、雪道を走る機会がほとんどない方には、車両価格が安く、燃費性能も若干優れ、床下収納が広い2WDで十分でしょう。ただし、4WDの方がリセールバリューが高い傾向にあるとも言われています。ご自身の使い方や予算に合わせて選択することが重要です。

オーナーの声(4WDについて)

「降雪エリアですが4WDを選んだことは間違いなかったです。」

[車8台目]さん(みんカラ)

「北海道人にとって雪道を安全に走れる装備がありがたいです。大雪の日にスタックするような場面でも全然余裕で走れます。」

[雪ダルま]さん(価格.com)

トヨタ ライズやダイハツ ロッキーとの違いは何ですか?

クロスビー、ライズ、ロッキーは、いずれもコンパクトSUVとして比較されることが多いですが、それぞれ特徴が異なります。クロスビーは1.0Lターボ+マイルドハイブリッド+6ATという独自のパワートレインを持ち、キビキビとした走りと個性的なデザイン、広い後席空間が魅力です。

一方、ライズ/ロッキーは、よりSUVらしい角張ったデザインで、荷室の広さが大きなアドバンテージです。パワートレインは1.2Lガソリン、1.0Lターボ(ライズ/ロッキー)、1.2Lハイブリッド(e-SMART HYBRID、ライズ/ロッキー)と複数用意されています(年式による)。乗り心地や内装の質感、安全装備なども異なるため、実際に試乗して比較検討することをおすすめします。

オーナーの声(ライズ/ロッキーとの比較について)

「ライズはクラス最大の荷物積載量、といってクロスビーに対するアドバンテージをアピールしていますが、逆に後部座席は前後にスライドしないしリクライニングも極めて限られた可動範囲です。…クロスビーだったら、家族4人で一泊二日の温泉旅行ぐらいなら道中楽しい時が過ごせます。」

[どうらんの幸助]さん(価格.com)

中古車を選ぶ際の注意点はありますか?

クロスビーの中古車を選ぶ際は、年式と装備内容に注意が必要です。特に2020年10月のマイナーチェンジでは、アダプティブクルーズコントロール(ACC)が全車速追従機能付きになり、車線維持支援機能(LKA)が追加されるなど、安全装備が強化されています。これらの機能が必要な場合は、マイナーチェンジ後のモデルを選びましょう。

また、グレード(MZ/MV/MX)によって標準装備が異なります。LEDヘッドランプやシートヒーター、パドルシフト、後席テーブルなどは上位グレードのMZに標準装備(一部はMVにも装備)されています。必要な装備が付いているか、グレードやオプション装備をよく確認しましょう。試乗して、乗り心地や異音の有無などをチェックすることも重要です。

ブレーキに癖があると聞きましたが、本当ですか?

クロスビーのブレーキについては、「カックンブレーキになりやすい」「コントロール性が悪い」「止まる瞬間に揺れる」といった声が一部のオーナーから聞かれます。特に低速域でのコントロールや、停止直前の挙動に慣れが必要と感じる場合があるようです。マイルドハイブリッドの回生ブレーキとの協調制御が影響している可能性も指摘されています。

ただし、「慣れれば問題ない」「スムーズに止まれるようになった」という声も多くあります。ブレーキのフィーリングは個人の感覚によるところも大きいため、試乗の際にブレーキの効き具合やコントロール性をしっかり確認することをおすすめします。特に初期モデルと現行モデル(3型以降)では、停止直前の挙動が改善されているという情報もあります。

オーナーの声(ブレーキについて)

「止まりがけのブレーキをそっと逃がすのができない」

[あべしー]さん(みんカラ)

「ブレーキ操作。回生ブレーキと相まって、カックンしやすい。」

[JIC0001]さん(みんカラ)

「ブレーキは慣れないと 納得できる止まり方ができないことがあります。今は9割方満足しております。」

[井沢 守]さん(価格.com)

まとめ:クロスビーで後悔しないために

まとめ:クロスビーで後悔しないために

画像:スズキ

スズキ クロスビーは、個性的なデザイン、コンパクトながら広い室内、キビキビとした走りなど、多くの魅力を持つ車です。しかし、乗り心地(特に後席)、燃費、荷室の広さ、内装の質感、一部の装備など、購入後に後悔につながる可能性のあるデメリットも存在します。

後悔しないための最も重要なポイントは、これらのデメリットを理解し、自分の使い方や価値観と照らし合わせて許容できるかどうかを判断することです。例えば、後席に人を乗せる機会が少ないなら乗り心地の問題は小さくなりますし、燃費よりもデザインや走りを重視するなら燃費性能は妥協できるかもしれません。

カタログスペックやネットの情報だけでなく、必ず実車に試乗し、特に気になる点は重点的にチェックしましょう。可能であれば、普段使う道や高速道路、同乗者を乗せての試乗も行うことを強くおすすめします。様々な角度からクロスビーを評価し、メリット・デメリットを総合的に判断することで、「買ってよかった」と思える、後悔のない選択ができるはずです。

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