カローラスポーツで後悔?購入前に知るべき5つのデメリットとオーナーの声

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カローラスポーツで後悔?購入前に知るべき5つのデメリットとオーナーの声

トヨタの人気ハッチバック「カローラスポーツ」。スタイリッシュなデザインと走りが魅力ですが、「買って後悔しないか?」という不安の声も聞かれます。後悔を避けるためには、購入前にデメリットや注意点を把握することが重要です。

この記事では、カローラスポーツで考えられる後悔ポイント(デメリット)とその具体的な対策、さらに実際に乗っているオーナーのリアルな声(良い点・悪い点)を詳しく解説します。ネガティブな情報だけでなく、多角的な視点からカローラスポーツを評価します。

この記事を読むことで、カローラスポーツのメリット・デメリットを深く理解し、ご自身のライフスタイルに本当に合うかを見極められます。そして、後悔のない、納得のいくクルマ選びができるようになるでしょう。

この記事で深く理解できること
  • カローラスポーツで後悔しやすい具体的なポイント
  • 考えられるデメリットへの具体的な対策
  • 実際に乗っているオーナーのリアルな評価(満足点・不満点)
  • カローラスポーツが自分に合っているかどうかの判断基準
目次

カローラスポーツで後悔する可能性がある5つのデメリットと対策

カローラスポーツで後悔する可能性がある5つのデメリットと対策

画像:トヨタ

カローラスポーツは魅力的な車ですが、すべての人にとって完璧な車ではありません。購入後に後悔しないために、考えられるデメリットとその対策を具体的に見ていきましょう。

デメリット1: 後部座席・荷室のスペースが狭い

デメリット1: 後部座席・荷室のスペースが狭い

画像イメージ:クルマックス

カローラスポーツは、デザイン性を重視したスタイリッシュなフォルムが特徴ですが、その反面、後部座席や荷室のスペースはライバル車と比較してやや狭めです。特に後部座席は、大柄な人が長時間乗るには窮屈に感じる可能性があります。また、荷室も日常的な買い物には十分ですが、大きな荷物や家族旅行の荷物を積む際には工夫が必要になるかもしれません。

デザインと居住性・積載性のバランスをどのように考えるかがポイントになります。特にファミリーカーとしての利用を考えている場合や、大きな荷物を頻繁に積む機会がある場合は注意が必要です。

オーナーの声(不満点)

「後部座席が狭いのはしょうがありませんが、ドアの開きが少ないので乗り込みにくい。」

[ねこざむらい]さん(みんカラ)

「後席、荷室が狭く、ヤリスよりちょい広いレベル。アクアのほうが広くてリラックスできる。後部右座席、足回り?からの異音が消えない(修理はしてもらったが???)」

[のぶぶた8]さん(みんカラ)

もし後部座席や荷室のスペースが気になる場合は、購入前に次のような点を考慮してみましょう。

  • 実車確認と試乗
    必ず実車で後部座席の広さや乗り降りのしやすさ、荷室のサイズを確認しましょう。可能であれば、家族や普段乗せる人を乗せて試乗し、実際の使用感を確かめることが重要です。
  • ライフスタイルの確認
    後部座席に人を乗せる頻度や、積む荷物の大きさ・量を具体的にイメージし、カローラスポーツのスペースで十分かどうかを判断しましょう。
  • 競合車種との比較
    同じCセグメントのハッチバック(例:マツダ3、スバル インプレッサスポーツなど)と比較検討し、スペース効率を重視する場合は他の車種も視野に入れましょう。カローラシリーズであれば、ツーリングやセダンの方がスペースに余裕があります。

デメリット2: エンジン性能への不満(特に前期1.2Lターボ)

デメリット2: エンジン性能への不満(特に前期1.2Lターボ)

画像イメージ:クルマックス

カローラスポーツには、ハイブリッドモデルとガソリンモデル(前期1.2Lターボ、後期2.0L NA)がラインナップされています。特に前期モデルの1.2Lターボエンジンについては、「パワー不足を感じる」「スポーツという名前の割には物足りない」といった声が一部で見られます。

低回転域でのトルクはあるものの、絶対的なパワーは控えめなため、スポーティな走りを期待しすぎるとギャップを感じる可能性があります。特に高速道路での追い越し加速や、多人数乗車時の登坂路などでは、力不足を感じる場面があるかもしれません。

オーナーの声(不満点)

「1.2リッターターボのパワーの無さが気になる。サイズの割には車重がかなりあるので、1.5リッターのターボくらいが欲しかった。あとミッションが全体的にワイドレシオなので、シフトアップの繋がりが悪く感じる」

[にわっち86]さん(みんカラ)

「【エンジン性能】遅い、とにかく遅い、もたもたする、機敏さのかけらもないが、名前が期待値を上げてるだけでHBと思えばこんなもんか。」

[ばか舌こうぞう]さん(価格.com)

エンジン性能について懸念がある場合は、以下の点を検討することをおすすめします。

  • 試乗での確認
    街乗りだけでなく、バイパスや高速道路、登坂路など、様々なシチュエーションで試乗し、ご自身の感覚に合うかを確認しましょう。特に前期1.2Lターボを検討する場合は、パワー感を重点的にチェックすることをおすすめします。
  • モデル・グレードの検討
    よりパワフルな走りを求める場合は、後期モデルの2.0L NAガソリンエンジン搭載車や、モーターアシストのあるハイブリッドモデルを検討するのも良いでしょう。特に後期2.0Lモデルは、自然吸気ならではのスムーズさと十分なパワーを両立しており、評価が高いです。
  • 「スポーツ」への期待値調整
    カローラスポーツは、本格的なスポーツカーではなく、あくまでスポーティな雰囲気を持つハッチバックです。「スポーツ」という名前に過度な期待をせず、日常での扱いやすさや快適性とのバランスで評価することが大切です。

デメリット3: 価格設定が「カローラ」としては高め

デメリット3: 価格設定が「カローラ」としては高め

画像イメージ:クルマックス

カローラスポーツは、質感の高い内外装や充実した安全装備、優れた走行性能を持つ一方で、従来の「カローラ=大衆車・安い」というイメージからすると、価格設定が高めだと感じるユーザーも少なくありません。特に上位グレードやオプションを追加していくと、乗り出し価格が300万円を超えることも珍しくなく、この価格帯になると他の選択肢も増えてきます。

車の性能や装備内容を考えれば妥当な価格とも言えますが、「カローラ」という名前にコストパフォーマンスを期待していると、割高に感じてしまう可能性があります。

オーナーの声(不満点)

「価格はカローラと思うと少し高いかも知れませんが、車のデキを考えると高くはないと思います。ハイブリッドならプリウスを買うよりも安くて安全装備が付いていていいかもしれません。」

[skyline.R]さん(みんカラ)

「オプション入れて350万は、かなり高い。トヨタは、若者向けに作ったと言っているが果たしてこの金額で若者が買えるか疑問だ。私が若かったらおそらく、スズキのスイフトを買うだろ。」

[そうよ私は、山羊座の男]さん(価格.com)

価格について納得感を高めるためには、以下の点を考慮すると良いでしょう。

  • 装備内容の確認
    標準装備されている安全機能(Toyota Safety Senseなど)や快適装備の内容を詳しく確認し、価格に見合った価値があるかを判断しましょう。
  • グレード・オプションの検討
    必要な装備を見極め、予算に合わせてグレードやオプションを選択することが重要です。無理に最上位グレードを選ぶ必要はありません。
  • 競合車種との比較
    同価格帯のライバル車(マツダ3、インプレッサスポーツ、ゴルフなど)と装備や性能を比較し、カローラスポーツのコストパフォーマンスを客観的に評価しましょう。
  • リセールバリューの考慮
    トヨタ車は一般的にリセールバリューが高い傾向にあります。将来的な売却価格も考慮に入れると、トータルコストでの判断が変わる可能性もあります。

デメリット4: ロードノイズが気になる場合がある

デメリット4: ロードノイズが気になる場合がある

画像イメージ:クルマックス

カローラスポーツは、静粛性自体は高いレベルにありますが、一部のオーナーからはロードノイズ(タイヤが路面を転がる音)が気になるという声も聞かれます。特に、上位グレードに標準装備される18インチの低扁平タイヤは、路面状況によってはノイズを拾いやすい傾向があります。

舗装状態の悪い道や高速道路などでは、ゴーッという音が車内に響くことがあり、静かな車内環境を重視する方にとっては気になるポイントかもしれません。

オーナーの声(不満点)

「ロードノイズの侵入は結構感じます。他のレビュアーで静かって言っている人がいますが、決して静かではないです。何と表現すべきか‥音圧が強く、胸や頭に響くようなロードノイズを感じました。」

[ラーメン食べたい君]さん(価格.com)

「【乗り心地】良い方だと思う。ただ、荒れた路面ではロードノイズを結構拾う。特にEV走行時は他の音が静かな分うるさく感じる。」

[TAKA_Youtu]さん(価格.com)

ロードノイズが懸念される場合は、以下の対策を検討できます。

  • 試乗での確認
    様々な舗装状態の道を試乗し、ロードノイズのレベルが許容範囲かを確認しましょう。特に高速道路での試乗は重要です。
  • グレード・タイヤサイズの検討
    静粛性を重視する場合は、16インチタイヤを装着するGグレードやGXグレードを検討するのも一つの方法です。一般的にタイヤサイズが小さい方がロードノイズは抑えられます。
  • タイヤ交換の検討
    納車後に静粛性の高いコンフォートタイヤに交換することで、ロードノイズを軽減できる可能性があります。
  • デッドニングの検討
    より静かな車内環境を求める場合は、専門業者によるデッドニング(遮音・防音処理)も選択肢となりますが、費用がかかります。

デメリット5: 収納スペースが少ない

デメリット5: 収納スペースが少ない

画像イメージ:クルマックス

カローラスポーツは、デザイン性を重視したインテリアのためか、収納スペースがやや少ないという声があります。特に、センターコンソール周りやドアポケットなど、小物を置くスペースが限られていると感じるかもしれません。

スマートフォンや飲み物、ティッシュボックスなどの置き場所に困る場面があるかもしれません。日常的に車内に多くの小物を置きたい方にとっては、少し不便に感じる可能性があります。

オーナーの声(不満点)

「収納スペースが少ない。ドリンクホルダーが使いづらい。」

[はる@暇人]さん(みんカラ)

「インテリアの雰囲気はとても気に入っていますが、収納は少なめです。ティッシュ、ゴミ箱などどこに置けばいいのか悩みます。」

[りゅりゅ団長]さん(価格.com)

収納スペースの少なさが気になる場合は、以下の点を考慮してみてください。

  • 実車での確認
    実際に運転席や助手席に座り、普段持ち歩く小物をどこに置けるかを確認しましょう。グローブボックスやコンソールボックスの容量もチェックします。
  • アクセサリーの活用
    市販のドリンクホルダーやシートサイドポケット、コンソールトレイなどを活用することで、収納スペースを増やすことができます。
  • 荷物の整理整頓
    車内に置くものを必要最低限に絞るなど、整理整頓を心がけることも有効です。

カローラスポーツが向いている人

カローラスポーツが向いている人

画像:トヨタ

ここまでデメリットを見てきましたが、カローラスポーツは多くの魅力を持つ車です。以下のような方には特におすすめできます。

  • デザインを重視する人
    スタイリッシュでスポーティなハッチバックのデザインが好きな方。特にリアビューのデザインは評価が高いです。
  • 運転を楽しみたい人(過度なパワーは求めない)
    キビキビとしたハンドリングや安定したコーナリング性能を重視し、日常的なドライブを楽しみたい方。本格的なスポーツ走行ではなく、気持ちの良い走りを楽しみたい方に向いています。
  • 1〜2人での乗車がメインの人
    後部座席や荷室の広さよりも、前席の快適性やデザイン性を優先したい方。パーソナルカーとしての利用に適しています。
  • 先進の安全装備を重視する人
    Toyota Safety Senseをはじめとする充実した予防安全機能や運転支援システムに魅力を感じる方。
  • 上質な乗り心地を求める人
    Cセグメントの中でもトップクラスのしなやかで快適な乗り心地を重視する方。長距離運転が多い方にもおすすめです。
  • 燃費性能を重視する人(特にハイブリッド)
    ハイブリッドモデルの高い燃費性能に魅力を感じる方。経済性を重視する方にも適しています。

カローラスポーツが向いていない人(後悔する可能性がある人)

カローラスポーツが向いていない人(後悔する可能性がある人)

画像:トヨタ

一方で、以下のような方にはカローラスポーツはあまり向いておらず、購入後に後悔する可能性があります。

  • ファミリーカーとして多人数乗車を考えている人
    後部座席の広さや乗り降りのしやすさを最優先する方。頻繁に3人以上で乗る場合は、他の車種(カローラツーリング、シエンタ、ミニバンなど)を検討した方が良いでしょう。
  • 広い荷室スペースを必要とする人
    キャンプ用品やベビーカーなど、大きな荷物を頻繁に積む必要がある方。積載性を重視する場合は、ステーションワゴンやSUVの方が適しています。
  • 絶対的なパワーや刺激的な加速感を求める人
    本格的なスポーツカーのような動力性能を期待している方。よりパワフルな車を求める場合は、GRカローラや他のスポーツモデルを検討する必要があります。
  • コストパフォーマンスを最優先する人
    「カローラ」という名前に安さを期待し、価格を最も重視する方。同価格帯でより広い室内を持つ車や、より安価なコンパクトカーも存在します。
  • 静粛性を極めて重視する人
    ロードノイズなどを極力排除した、非常に静かな車内環境を求める方。特に18インチタイヤ装着車は、路面によってはノイズが気になる可能性があります。

カローラスポーツ オーナーからのポジティブな声

カローラスポーツ オーナーからのポジティブな声

画像:トヨタ

カローラスポーツには多くの満足しているオーナーもいます。ここでは、具体的なポジティブなレビューをいくつかご紹介します。

オーナーの声(満足点)

「【走行性能】素晴らしいハンドリングでイン側にくるくる回ります。回頭性がよく、左コーナーで思いの外回ってしまし、左のドアミラーをぶつけそうになりました。出だしと加速もスムーズで言うこと無しです。」

[そこそこ充実]さん(価格.com)

「【乗り心地】一番気に入ったのは乗り心地ですね。乗り心地に関しては、他のCセグハッチ車たちと比べても劣ることはまずないと思われます。他に私が試乗したのはゴルフ、インプ、シビックですが、カロスポのほうが良く感じました。18インチ+扁平タイヤなのでどうかな〜とも思いましたが、杞憂でした。」

[しーたか君]さん(価格.com)

「【エクステリア】キーンルックも最初は違和感ありましたが、見慣れるとカッコ良く見えるからア〜ラ不思議。今では、一目でカロスポと分かる日本車離れした彫りの深いラインが気に入っています。全体的にも低重心のドッシリとした佇まいが、イイ走りを予感させてくれます。特にサイドからリアにかけてのプロポーションにはウットリです。」

[ペトルー酒家]さん(価格.com)

「【燃費】特に燃費運転をせずに、10カ月25,000km乗って平均25.3km/Lを示しています。」

[こんちわです!]さん(価格.com)

「とにかく安全で手の届く価格の車を探していたらカローラスポーツに行きつきました。カローラでこの価格は高いと言われているみたいですが、名前ではなく中身で考えれば妥当だと思います。まだ衝突予防装置が働くような場面には出くわしていませんが、高速道路でオートクルーズやレーンキープを使うとほぼ自動運転に近い動きをしてくれるので、本当に素晴らしいセンサーが載っているのだと感じられます。」

[福岡県民パパ]さん(みんカラ)

カローラスポーツに関するよくある質問(FAQ)

カローラスポーツに関するよくある質問(FAQ)

画像:トヨタ

後部座席は大人には本当に狭いですか?

カローラスポーツの後部座席は、足元スペースや頭上空間が他のCセグメントハッチバックと比較してややタイトなのは事実です。特に身長が高い方や、前席に大柄な方が座る場合は、窮屈に感じる可能性が高いでしょう。ドアの開口部も広くはないため、乗り降りもしやすいとは言えません。

ただし、「全く座れない」というわけではありません。短距離の移動や、小柄な方であれば問題ないという声もあります。重要なのは、ご自身の使い方や乗せる人の体格を考慮し、実車で確認することです。ファミリーカーとしての利用がメインであれば、より広い車種を検討することをおすすめします。

「後部座席はとにかく狭いです。最大二人がメインなので私は問題ありませんが、子育て世代のファミリーカーにはならないかなと感じます。」

[JAL応援団]さん(みんカラ)

1.2Lターボとハイブリッド、後期2.0L NA、どれがおすすめですか?

どのパワートレインが最適かは、何を重視するかによって異なります。前期1.2Lターボは軽快なフィーリングが魅力ですが、パワー不足を感じる場面もあるかもしれません。MTを選べるのは前期モデルのみです。ハイブリッドは燃費性能が圧倒的に優れており、静かでスムーズな走りが特徴ですが、価格は高めになります。

後期モデルで登場した2.0L NA(自然吸気)ガソリンエンジンは、パワーと燃費のバランスが良く、ダイレクトな加速フィールが楽しめると評価が高いです。特にこだわりがなければ、後期2.0Lモデルが最もバランスの取れた選択肢と言えるかもしれません。それぞれのメリット・デメリットを理解し、試乗して比較検討することをおすすめします。

「【エンジン性能】このエンジンが決め手で購入しました。ダイレクト感もあり、追い越しも余裕です。NAなのでオイル管理もシビアじゃない、燃料もレギュラーで経済的です。」(2.0Lモデル)

[体脂肪減らしたい]さん(価格.com)

乗り心地はどうですか?18インチタイヤは硬いですか?

カローラスポーツの乗り心地は、Cセグメントの中でも非常に高く評価されています。TNGAプラットフォームによる高剛性ボディと、しなやかなサスペンションセッティングにより、路面からの衝撃をうまくいなし、快適な乗り心地を実現しています。

上位グレードに装着される18インチタイヤ(扁平率40)については、見た目のスポーティさと引き換えに、乗り心地が硬くなるのではと心配する声もあります。しかし、多くのオーナーレビューでは「18インチとは思えないほど乗り心地が良い」「不快な突き上げは少ない」といった肯定的な意見が目立ちます。ただし、路面状況によっては16インチタイヤ装着車よりロードノイズや細かな振動を感じやすい可能性はあります。最終的には試乗してご自身の感覚で確かめるのが一番です。

「【乗り心地】これも素晴らしい!リアサスがダブルウィッシュボーンなのでこしがありショックもほとんどなく快適なドライブができそうです。」

[堀辺ヤスベ]さん(価格.com)

燃費は実際どのくらいですか?

燃費は運転スタイルや走行環境(市街地、郊外、高速道路の割合)、エアコンの使用状況などによって大きく変動します。ハイブリッドモデル(1.8L)の場合、オーナーレビューを見ると、平均してリッターあたり20km〜25km程度という声が多いようです。中にはリッター30kmを超えるという報告もあります。

ガソリンモデルの場合、前期1.2Lターボではリッター12km〜15km程度、後期2.0L NAではリッター14km〜18km程度が目安となりそうです。特に2.0Lモデルは、パワーがありながらも比較的良好な燃費を実現しているという評価が見られます。いずれのモデルも、WLTCモード燃費と比較して、実燃費は8割程度になることが多いようです。

「【燃費】良いです。片道20キロの通勤距離でリッター平均が18〜20です。高速では毎度20キロを超えてきます。街中でも13〜15は走ります。」(2.0Lモデル)

[体脂肪減らしたい]さん(価格.com)

「カローラスポーツは売れない」と聞きますが、なぜですか?

「カローラスポーツが売れない」という声の背景には、いくつかの要因が考えられます。まず、デメリットとしても挙げた「カローラ」という名前に対する価格の高さです。従来のイメージから割高に感じられ、敬遠されるケースがあるかもしれません。また、後部座席や荷室の狭さから、ファミリー層など実用性を重視するユーザーには選びにくい点も影響しているでしょう。

さらに、Cセグメントハッチバック市場自体が、SUV人気の高まりによって縮小傾向にあることも一因です。同価格帯には魅力的なSUVも多く存在します。加えて、前期モデルの1.2Lターボのパワー不足感が、スポーティなイメージを求める層に響かなかった可能性も指摘されています。これらの複合的な要因が、販売台数が伸び悩む理由として考えられますが、車自体の完成度は高く評価されています。

「いいクルマなのに売れていないのが何だか勿体ない。やはりカローラという名前からくる先入観から割高に感じるのが原因なんだろうか?車格はまるで違うんだけれど…」

[oyaji_goahead]さん(価格.com)

ディスプレイオーディオの使い勝手はどうですか?

カローラスポーツに標準装備(またはオプション)されるディスプレイオーディオ(DA)については、賛否両論あります。スマートフォン連携(Apple CarPlay/Android Auto)を前提としたシステムで、対応アプリを使えばナビゲーションや音楽再生などが可能です。画面サイズが大きく視認性が良いという声がある一方、一部のオーナーからは動作の不安定さや、特定のスマホとの相性の問題、ナビ機能の使いにくさなどを指摘する声も聞かれます。

特に初期モデルでは、CD/DVDが再生できない(オプション設定あり)、テレビ視聴に別途契約が必要など、従来のカーナビに慣れていると不便に感じる点もありました。また、画面の位置が高く、視界に入って邪魔に感じるという意見もあります。購入前にディーラーで実際の操作感を確認し、ご自身の使い方に合うか検討することをおすすめします。

「11.5インチDAディスプレイオーディオをオプションの11.5インチにしましたが兎に角動作が不安定!今まででフリーズ2回(ナビ中に完全に固まる)、自動再起動2回も起きました。」

[iwaman_700]さん(価格.com)

中古車で買う場合の注意点はありますか?

カローラスポーツの中古車を検討する場合、いくつか注意点があります。まず、年式によって搭載エンジンや装備が異なる点です。特に前期モデル(〜2022年)のガソリン車は1.2Lターボ、後期モデルは2.0L NAエンジンです。パワー感を重視するなら後期モデルがおすすめです。また、Toyota Safety Senseの内容も年式によって進化しているので確認が必要です。

グレードによっても装備が大きく異なります。例えば、18インチタイヤやスポーツシート、AVS(アダプティブバリアブルサスペンションシステム)はG”Z”グレードのみの設定です。希望する装備が付いているか、グレードとオプション内容をしっかり確認しましょう。走行距離や修復歴の有無、車両の状態(内外装の傷や汚れ、タイヤの摩耗度など)をチェックするのはもちろん、可能であれば試乗して乗り心地や異音などを確認することをおすすめします。

まとめ:カローラスポーツで後悔しないために

まとめ:カローラスポーツで後悔しないために

画像:トヨタ

カローラスポーツは、スタイリッシュなデザイン、優れた走行性能と乗り心地、充実した安全装備など、多くの魅力を持つCセグメントハッチバックです。しかし、後部座席や荷室の狭さ、モデルによってはパワー不足を感じる可能性、価格設定など、購入後に「後悔」につながる可能性のあるデメリットも存在します。

後悔しないための最も重要なポイントは、ご自身のライフスタイルや車の使い方、価値観と、カローラスポーツの特徴(メリット・デメリット)が合致しているかを冷静に見極めることです。

この記事で紹介したデメリットやオーナーの声を参考に、以下の点を再確認してみてください。

  • 誰と、どんな目的で、どのくらいの頻度で車を使うか?
  • 荷物はどのくらい積む必要があるか?
  • 走り(パワー、ハンドリング、乗り心地)に何を求めるか?
  • 予算はどのくらいか?
  • デザインや装備で譲れないポイントは何か?

これらの点を踏まえた上で、必ず実車を確認し、試乗することを強くおすすめします。カタログスペックやレビューだけでは分からない、実際のサイズ感、乗り心地、操作性などを肌で感じることが、後悔しないクルマ選びの鍵となります。

カローラスポーツは、決して「売れない」だけの車ではなく、多くの魅力と確かな実力を持った車です。この記事が、あなたの「カローラスポーツ 後悔」という不安を解消し、納得のいく一台を見つけるための一助となれば幸いです。

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