人気のSUV、トヨタ カローラクロス。「買って後悔しないか?」と不安を感じていませんか?高額な買い物だからこそ、購入後のミスマッチは避けたいですよね。
この記事では、カローラクロスで考えられるデメリットとその対策、さらに実際のオーナーの声(満足点・不満点)を詳しく解説します。ネガティブな情報も含めて客観的に紹介することで、後悔のない車選びをサポートします。
この記事を読むことで、カローラクロスが本当に自分に合うかを見極め、納得して購入を判断できるようになります。オーナーのリアルな声に基づいた情報で、あなたの不安を解消します。
- カローラクロスで後悔する可能性がある具体的なデメリットとその理由
- それぞれのデメリットに対する具体的な対策や考え方
- 実際にカローラクロスに乗っているオーナーのリアルな不満点と満足点
- カローラクロスがどのような人に向いていて、どのような人には向いていないか
カローラクロスで後悔する可能性のある5つのデメリットと対策

画像:トヨタ
カローラクロスは多くの魅力を持つ一方で、いくつかのデメリットも指摘されています。購入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、考えられるデメリットとその対策を具体的に見ていきましょう。
1. 内装の質感:プラスチッキーな部分や収納の少なさ

画像イメージ:クルマックス
カローラクロスの内装は、シンプルで機能的にまとめられていますが、一部のユーザーからは質感について不満の声も聞かれます。特に、プラスチック素材が多く使われている点や、収納スペースの少なさが指摘されることがあります。
これは、カローラシリーズとしてのコストパフォーマンスを重視した結果や、グローバルモデルとしての設計思想が背景にあると考えられます。上位車種のような高級感を期待すると、少し物足りなさを感じるかもしれません。
オーナーの声(不満点)
「内装はそれなりの印象で不満はありませんが、収納が少ないです。グローブボックス周りを改良して、収納箇所を増やした方が、、」
モハパさん(価格.com)
「内装が価格相応ですね ミニバンからの乗り換えですが、収納が少ない事が最大の悩みです。」
ナナシー7さん(みんカラ)
もし内装の質感や収納について懸念がある場合は、以下の点を検討することをおすすめします。
- 実車確認と比較
必ず実車を確認し、ご自身の許容範囲かどうかを判断しましょう。競合車種(ヴェゼル、キックス、CX-30など)と比較検討するのも有効です。 - グレードの検討
上位グレード(Zなど)はシート素材などが異なり、質感が向上します。予算が許せば検討の価値があります。 - 割り切りとカスタマイズ
価格相応と割り切ることも一つの考え方です。また、社外品の収納アクセサリーなどを活用して、使い勝手を向上させることも可能です。
2. 後部座席の広さ:足元スペースやリクライニングの制限

画像イメージ:クルマックス
カローラクロスはCセグメントSUVとして十分な室内空間を持っていますが、後部座席の広さ、特に足元スペースについては「もう少し広ければ」という声があります。また、リクライニング機能はありますが、角度が限られている点も指摘されています。
これは、全体のパッケージングやデザイン、ラゲッジスペースとのバランスを取った結果と考えられます。特に身長の高い方が後席に長時間乗る場合や、チャイルドシートの設置などを考えると、やや窮屈に感じる可能性があります。
オーナーの声(不満点)
「普段買い物や旅行に行く位しか使わないので夫婦2人で乗るには広さは十分ですが後席がとにかく狭いので、たまに後席を使う時は苦心しています。」
PANDADADADADAさん(価格.com)
「後部座席の狭さ、リクライニング機能無し」
ノぼさん(みんカラ)
後部座席の広さが気になる場合は、購入前に次のような点を考慮してみましょう。
- 試乗での確認
実際に後部座席に座ってみて、広さや乗り心地を確認することが最も重要です。可能であれば、家族や同乗予定の方と一緒に試乗しましょう。 - 利用シーンの想定
普段、後部座席に誰がどのくらいの頻度で乗るのかを具体的に考え、必要な広さを見極めましょう。 - 競合車種との比較
ホンダ ヴェゼルなど、後席の広さに定評のある車種と比較してみるのも良いでしょう。
3. エンジン性能:パワー不足感やエンジン音

画像イメージ:クルマックス
特に改良前の1.8Lハイブリッドモデルやガソリンモデルについて、高速道路での合流や登坂時などにパワー不足を感じる、あるいはエンジン音が気になるという意見が見られます。
これは、燃費性能を重視したセッティングや、コストとのバランスを考慮したパワートレインの選択が理由と考えられます。日常的な街乗りでは十分な性能ですが、スポーティな走りや余裕のあるパワーを求めるユーザーには物足りない可能性があります。
オーナーの声(不満点)
「1,800ccのエンジンは力不足で、峠を登る際にエンジンが唸り音を立て、非常に騒がしいです。」
フーリエ解析さん(価格.com)
「エンジンも一世代前なので登坂路では力不足が否めない。マイナーチェンジに期待かな?」
Jhonny_sanさん(価格.com)
エンジン性能について懸念がある場合は、以下の点を検討することをおすすめします。
- 試乗での体感
街乗りだけでなく、バイパスや坂道など、様々な状況で試乗し、パワー感やエンジン音を確認しましょう。 - モデルの選択
2023年の一部改良でガソリンモデルは2.0Lダイナミックフォースエンジンに、ハイブリッドモデルも第5世代システムに変更され、動力性能が向上しています。予算が許せば改良後のモデルを検討するのも手です。 - 運転スタイルの考慮
ご自身の運転スタイル(ゆったり走るか、キビキビ走りたいか)と、車の特性が合っているかを見極めましょう。
4. 一部装備の不満:ディスプレイオーディオや先進機能

画像イメージ:クルマックス
標準装備のディスプレイオーディオについて、画質の粗さや操作性、機能(ナビ性能、スマホ連携など)に不満を持つ声があります。また、アダプティブクルーズコントロール(ACC)の制御や自動駐車機能の精度、シートメモリー機能がない点なども指摘されています。
これは、コスト削減や標準装備化に伴う機能の制限、あるいは技術の過渡期であることが背景にあると考えられます。最新のインフォテインメントシステムや、より高度な運転支援機能を期待すると、がっかりする可能性があります。
オーナーの声(不満点)
「ディスプレーオーディオPLUSは最悪。10.5インチは、画面が大きいのに向きを変えられないのでとても見づらい。地図の色表示が全て同系統の色のため道路を識別しずらい。」
研究家2007さん(価格.com)
「ディスプレイオーディオの解像度も悲惨バックカメラ、パノラマビューの解像度も低すぎて夜などブロックノイズでまくりです。」
蜜柑猿さん(価格.com)
装備や機能面で気になる点がある場合は、以下の点を考慮してみましょう。
- 機能の確認と優先順位付け
試乗時にディスプレイオーディオや運転支援機能を実際に操作し、使い勝手を確認しましょう。自分にとって譲れない機能は何か、優先順位を明確にすることが大切です。 - オプションの検討
コネクテッドナビ対応のディスプレイオーディオPlusなど、オプションで機能向上が可能な場合があります。 - 改良後のモデル情報収集
2023年の一部改良でディスプレイオーディオや安全装備もアップデートされています。最新情報を確認しましょう。 - 社外品の活用
ナビアプリの活用や、後付けのドライブレコーダーなどで機能を補完することも可能です。
5. 走行性能(乗り心地):FFモデルの突き上げ感やロール

画像イメージ:クルマックス
FF(前輪駆動)モデルに採用されているリアサスペンション(トーションビーム)について、路面の凹凸での突き上げ感や、カーブでのロール(車体の傾き)が大きいと感じるユーザーもいます。
これは、FFモデルにおけるコストとスペース効率を両立するためのサスペンション形式の選択が理由と考えられます。乗り心地の感じ方には個人差がありますが、特に後席に乗る機会が多い場合や、スポーティなハンドリングを好む場合には気になるかもしれません。
オーナーの声(不満点)
「リアサスペンションがトーションビーム 路面の突き上げ感が強く、快適性に欠けます。」
フーリエ解析さん(価格.com)
「FFはリアがトーションビームで、評論家では無い私でも分かります。頭が揺れるんです(笑)カロツーはダブルウィッシュボーンで下が揺れます。長距離はどちらが楽でしょうか?」
動作不能さん(価格.com)
乗り心地や走行性能について懸念がある場合は、以下の点を検討することをおすすめします。
- 試乗での比較
FFモデルと4WDモデル(リアがダブルウィッシュボーン式サスペンション)を乗り比べてみるのが最も効果的です。乗り心地の違いを体感しましょう。 - タイヤの確認
乗り心地はタイヤの種類や空気圧によっても大きく変わります。試乗車のタイヤ銘柄や状態も確認しましょう。 - 重視する点の明確化
乗り心地、ハンドリング、燃費、価格など、自分が何を最も重視するかを明確にし、総合的に判断しましょう。
カローラクロスが向いている人

画像:トヨタ
これまでのデメリットを踏まえた上で、カローラクロスは以下のような方に特におすすめできる車と言えます。
- コストパフォーマンスを重視する人
充実した装備内容に対して、価格設定が比較的抑えられており、コストパフォーマンスに優れています。特に初期型やガソリンモデルは魅力的な価格です。 - 燃費性能を重視する人
トヨタのハイブリッドシステムは燃費性能に定評があり、燃料費を抑えたい方には大きなメリットです。 - 扱いやすいサイズのSUVを求める人
大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感で、街乗りでの取り回しや駐車がしやすいです。最小回転半径も小さく、運転が苦手な方でも安心感があります。 - 日常的な使い勝手を重視する人
癖のない運転感覚、十分なラゲッジスペースなど、日常の買い物からレジャーまで幅広く対応できる実用性を持っています。 - 信頼性や安心感を求める人
世界的なベストセラーであるカローラシリーズの一員であり、トヨタブランドの信頼性や充実した販売・サービス網も魅力です。 - 派手さよりも落ち着いたデザインを好む人
最近のトヨタ車の中では比較的オーソドックスで万人受けするデザインです。
カローラクロスが向いていない人(後悔する可能性がある人)

画像:トヨタ
一方で、以下のようなニーズを持つ方にとっては、カローラクロスは期待に応えられず、後悔につながる可能性があります。
- 内装の高級感や質感を最優先する人
プラスチック感が気になる、収納が少ないなど、内装にこだわりたい方には物足りない可能性があります。マツダ CX-30など、内装の質感に力を入れている競合車種と比較検討することをおすすめします。 - 後部座席の広さや快適性を非常に重視する人
大人が頻繁に後席に乗る、チャイルドシートを複数設置するなど、後席の居住性を最重要視する場合は、試乗で念入りに確認が必要です。ホンダ ヴェゼルや、より大きなクラスのSUVも検討しましょう。 - パワフルな走りや運転する楽しさを求める人
特に改良前のモデルでは、加速性能やエンジンフィールに物足りなさを感じる可能性があります。スポーティな走りを求めるなら、他の車種を検討した方が満足度が高いかもしれません。 - 最新のインフォテインメントシステムや先進機能を求める人
ディスプレイオーディオの性能や一部の運転支援機能に不満を感じる可能性があります。最新技術にこだわりたい場合は、他社の最新モデルや上位車種と比較検討しましょう。 - 本格的なオフロード走行を楽しみたい人
最低地上高がSUVとしては低めであり、悪路走破性は高くありません。あくまで街乗り中心のSUVと考えるべきです。 - 個性的なデザインや所有する喜びを強く求める人
万人受けするデザインである反面、没個性的と感じる人もいます。デザインに強いこだわりがある場合は、他の選択肢も視野に入れましょう。
後悔ばかりじゃない!オーナーからのポジティブな声

画像:トヨタ
カローラクロスには多くの満足の声も寄せられています。ここでは、実際のオーナーがどのような点に魅力を感じているのか、具体的なレビューを見てみましょう。
オーナーの声(満足点)
「コスパ最強と言われるGXをほぼオプション無しで乗り出し約225万で納車しました。【エクステリア】ブラックを選択しましたが、普通にカッコいいです。最安グレードでもLEDヘッドライトで文句無し。【価格】ナビ&最新の安全装備が標準で付いたミドルクラスSUVが200万ちょっとは安すぎる。」
zeromonzさん(価格.com)
「静粛性、乗り心地、加速、ハンドリング、燃費、とても良く満足」
たま256さん(価格.com)
「Cセグ〜ミドルSUVの中では群を抜いていると思いますSUVぽいふらふらした挙動はあまり感じません、セダンワゴンのような挙動でもなく不思議な乗り心地です最高に静粛性が高いと言う訳では無いのですが、不快な音が意外と車内に入ってきません」
rirokaさん(価格.com)
「大き過ぎず小さ過ぎず絶妙なサイズな為取り回しが良好最小回転半径が5.2mと全長が4.5m近い車体とは思えないほど小回りが利く」
きにょこさん(価格.com)
「静粛性と乗り心地が素晴らしいです。セメントグレーのボディカラーもいいチョイスでした。」
やすろひさん(みんカラ)
これらの声からは、カローラクロスが価格、燃費、乗り心地、運転のしやすさといった点で高く評価されていることがわかります。特に、日常的な使い勝手や経済性を重視するユーザーからの満足度が高いようです。
カローラクロスに関するよくある質問(FAQ)

画像:トヨタ
カローラクロスの実際の燃費はどのくらいですか? がっかりするほど悪い?
カローラクロスの燃費は、モデル(ガソリン/ハイブリッド、FF/4WD)や走行状況によって異なりますが、特にハイブリッドモデルは良好な燃費性能を発揮します。オーナーレビューを見ると、ハイブリッド車では市街地でリッター15km~20km、郊外や高速道路では20km~25km以上を記録しているケースが多く見られます。
一方、ガソリンモデルはハイブリッドほどの低燃費は期待できませんが、2.0Lエンジン搭載の改良後モデルでも、高速走行などではカタログ値を超える燃費を記録することもあるようです。ただし、街乗り中心だとリッター10km前後になることもあり、燃費を最重視するならハイブリッドがおすすめです。「がっかり」するかどうかは、期待値と実際の走行環境によります。
「今まで満タン方式でリッター23km。 車表示で25km。 とてつもなく良いと思う。 前車 (純ガソリン、4駆) は累計11.3�q/Lだったので約倍。」
たま256さん(価格.com)
「15Km/L程度で推移。2Lエンジンとしては非常に良好。高速だとカタログ値超えも。先日真夜中に釣りへ行くために一般道&高速を150Kmノンストップで運転し、メーターの燃費表示は行きが22.0Km/L!!昼間の帰りが23.2Km/L!!本当かと疑いたくなる燃費。ハイブリッド並みやん…」
zeromonzさん(価格.com)
後部座席は本当に狭くてがっかりしますか?
後部座席の広さについては、意見が分かれるところです。「狭い」と感じるオーナーがいる一方で、「十分な広さ」「見た目以上に窮屈ではない」という声もあります。特に、前席シート下に足を入れるスペースがある点や、リクライニング機能(1段階)がある点は評価されています。
ただし、絶対的な広さで言えば、競合のヴェゼルなどの方が広いと感じる可能性はあります。身長の高い方や、チャイルドシートの利用、大人4人での長距離移動が多い場合は、実際に試乗して確認することをおすすめします。がっかりするかどうかは、個人の体格や使い方次第と言えるでしょう。
「後席の座面の長さがしっかり確保されつつリクライニングも1段階倒すことも可能なので長距離も辛く感じず問題なくくつろげます」「前席の椅子は下駄をはかせて高さがあるので後席に座った方は前席の椅子の下に足をすっぽり入るので見た目以上に窮屈な印象は少ない」
きにょこさん(価格.com)
「後席も荷室もゆったりめ。実はここがこの車にした最大の理由。子供が大きくなっても十分使えそうである。」
774代目義経さん(みんカラ)
ガソリン車とハイブリッド車、どちらを選ぶべきですか?
どちらが良いかは、走行距離や使い方、予算によって異なります。年間走行距離が多い方や、燃費を最重視する方、静粛性を求める方にはハイブリッドがおすすめです。初期費用は高くなりますが、燃料代で元が取れる可能性があります。
一方、年間走行距離が短い方や、初期費用を抑えたい方にはガソリンモデルも選択肢になります。特に改良後の2.0Lエンジンは動力性能も向上しており、日常使いでは十分なパフォーマンスを発揮します。ただし、街乗り燃費はハイブリッドに劣る点は考慮が必要です。試乗してフィーリングを比較するのが良いでしょう。
「通勤での使用ならハイブリッド車ですかね。」
Lenovo574さん(価格.com)
乗り心地はどうですか? FFモデルは硬いと聞きますが…
カローラクロスの乗り心地は、全体的に高く評価されています。特に静粛性の高さや、しなやかな足回りを評価する声が多いです。FFモデルのリアサスペンション(トーションビーム)についても、「突き上げ感が少ない」「思ったより良い」といった肯定的な意見も多く見られます。
ただし、路面状況によっては突き上げを感じたり、ロールが大きいと感じる人もいます。また、4WDモデル(リアがダブルウィッシュボーン)の方がより快適と感じる可能性もあります。乗り心地の感じ方は個人差が大きい部分ですので、試乗で確認することが不可欠です。
「とても良い。 ふわふわせず、突き上げも少ない。 前車とは格が違うほど良い。」
たま256さん(価格.com)
「乗り心地はかなり良いです。上述の通りローリングやピッチングは結構ありますが、トヨタらしいマイルドないなしかたで、長時間運転していても疲れにくそうです。」
汽車ポッポーさん(価格.com)
収納スペースは本当に少なくて不便ですか?
収納スペースの少なさは、多くのオーナーが指摘する点です。特に運転席周りの小物入れや、センターコンソールの容量不足を感じる方が多いようです。グローブボックスも車検証などを入れると一杯になってしまうという声もあります。
ただし、「必要十分」と感じるオーナーもおり、どこまで求めるかによります。ティッシュボックスの置き場所に困る、スマートフォンの置き場に悩むといった具体的な不満が見られます。購入前に実車で収納スペースを確認し、ご自身の荷物の量や使い方で問題ないかシミュレーションしてみることをおすすめします。社外品の収納グッズで工夫することも可能です。
「運転席周りの収納が少ない、小さい。」
たま256さん(価格.com)
「収納部分が少ない。グローブボックスは車検ファイルと取説で一杯。コンソールボックスはそれほど容量を感じない。」
24-3-15-322さん(みんカラ)
ディスプレイオーディオの使い勝手やナビ性能はがっかりレベル?
ディスプレイオーディオについては、評価が分かれています。特に初期モデルの標準ディスプレイオーディオは、画質の粗さやナビ機能の使いにくさを指摘する声が多く、「がっかり」したという意見も見られます。Android AutoやApple CarPlayとの連携についても、不安定さや使いにくさを感じる場合があるようです。
一方で、改良後のモデルではディスプレイサイズが大きくなり、コネクテッドナビ対応のPlusモデルも選択可能になるなど改善されています。基本的なナビ機能やオーディオ再生は問題ないという声もあります。試乗時に実際に操作してみて、ご自身の求めるレベルに達しているか確認することが重要です。
「ディスプレーオーディオPLUSは最悪。10.5インチは、画面が大きいのに向きを変えられないのでとても見づらい。(中略)総評として以前使用していたトヨタ純正ナビより機能が退化しているところが多く非常に不便を感じる。」
研究家2007さん(価格.com)
「ディスプレイオーディオの性能の低さには唖然とさせられます。9インチディスプレイで、今どき解像度がWVGAって、ナメてんのか。」
Corolla TREKさん(価格.com)
ルーフレールの不具合(浮き、ガタつき)は改善されましたか?
発売初期のモデルでは、ルーフレールの取り付けに関する不具合(浮きやガタつき)が一部で報告されていました。スキーキャリアなどが取り付けられないといった問題も指摘されていました。
これについては、メーカー側も問題を認識し、対策が進められているようです。最近のレビューでは、ルーフレールの問題に関する言及は減ってきており、改善されている可能性が高いと考えられます。ただし、中古車を検討する場合や、キャリアの取り付けを考えている場合は、念のため実車を確認するか、ディーラーに最新情報を問い合わせることをおすすめします。
「ルーフレール付きはスキーキャリーが乗せられない!概ね満足ですが、スキーキャリーが設置出来ないのが非常に残念です!」
2225さん(価格.com)
「ルーフレールの取付不良は免れ、納車時から現在まで、屋根無し雪中駐車でも問題は発生していません。」
trtr22さん(みんカラ)
まとめ:カローラクロスで後悔しないために

画像:トヨタ
カローラクロスは、優れた燃費性能、扱いやすいサイズ感、快適な乗り心地、そして手頃な価格設定など、多くの魅力を持つ人気のSUVです。しかし、一部のオーナーからは内装の質感、後席の広さ、エンジン性能、装備面などで不満の声も聞かれ、「買って後悔した」「がっかりした」と感じる可能性もゼロではありません。
後悔しないための最も重要なポイントは、ご自身の価値観やライフスタイル、車に求める優先順位と、カローラクロスの特性(メリット・デメリット)をしっかりと照らし合わせることです。カタログやネットの情報だけでなく、必ず実車に触れ、試乗することをおすすめします。
試乗の際には、以下の点を重点的にチェックしましょう。
- 内装の質感
実際に触れてみて、許容範囲か確認する。 - 後部座席の広さ
実際に座ってみて、足元や頭上空間を確認する。可能なら家族も一緒に。 - 乗り心地と走行性能
様々な路面状況で走り、突き上げ感やエンジン音、パワー感を確認する。FFと4WDを比較できればベスト。 - 装備の使い勝手
ディスプレイオーディオや運転支援機能を実際に操作してみる。 - 収納スペース
普段持ち歩くものが収まるか確認する。
オーナーのリアルな声も参考にしながら、これらの点を総合的に判断することで、「カローラクロスを買って後悔した」という事態を避け、納得のいく車選びができるはずです。カローラクロスは、多くの人にとって「ちょうどいい」選択肢となり得る、バランスの取れた良い車です。ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。