ホンダの人気軽自動車「Nワゴン」。広い室内空間や使い勝手、先進安全装備「Honda SENSING」が魅力ですが、「Nワゴン 後悔」と検索する人も少なくありません。
これは、購入後に「期待と違った」と感じる方や、購入前の失敗を避けたい方がいることの表れでしょう。価格や燃費、走り、内装など、期待が大きい分、ギャップを感じやすいのかもしれません。
この記事では、「Nワゴンで後悔したくない」あなたへ、後悔しやすい点とその対策、オーナーのリアルな声(良い点・悪い点)を詳しく解説。ネガティブな面だけでなく魅力も伝え、納得してNワゴンを選ぶための判断材料を提供します。
オーナーの正直なレビューから、カタログや試乗では分からないNワゴンの実像に迫ります。この記事を読めば、購入後の「後悔」を防ぎ、Nワゴンが本当にあなたに合っているか自信を持って判断できるでしょう。
- Nワゴン購入後に「後悔」を感じやすい具体的なポイントとその理由
- 考えられるデメリットに対する効果的な対策や考え方
- 実際にNワゴンに乗っているオーナーのリアルな不満点と満足点
- あなたがNワゴンに向いているか、それとも後悔する可能性があるか
Nワゴンで後悔しがちな5つのデメリットと対策

画像:ホンダ
Nワゴンは多くの魅力を持つ車ですが、すべての人にとって完璧な車ではありません。購入後に「後悔した」と感じる可能性があるポイントを、オーナーの声とともに見ていきましょう。事前に知っておくことで、対策を考えたり、納得した上で購入したりすることができます。
デメリット1: 走行性能(特にNAエンジンの加速や高速走行)への不満

画像イメージ:クルマックス
Nワゴンには自然吸気(NA)エンジンとターボエンジンがラインナップされています。特にNAエンジンモデルについて、街乗りでは十分でも、坂道や高速道路での合流、追い越し加速時にパワー不足を感じるという声が聞かれます。
軽自動車の規格内で最大限の室内空間を確保している分、車両重量が嵩む傾向にあり、それがNAエンジンの負担になる場面があるようです。また、CVT(無段変速機)特有のフィーリング(アクセルを踏んでも回転数だけが上がり、速度がついてこない感覚)に慣れないという方もいます。
対策
- ターボモデルを検討する
高速道路の利用が多い方や、キビキビとした走りを求める方は、ターボモデルを選択肢に入れるのがおすすめです。パワーに余裕があり、ストレスの少ない運転が期待できます。 - 試乗でしっかり確認する
NAモデルとターボモデルの両方を試乗し、自分の運転スタイルや主に走る道で十分な性能かを確認しましょう。特に坂道やバイパスなど、負荷のかかる状況を試せると良いでしょう。 - 街乗り中心なら割り切る
主な用途が近所の買い物や送迎といった街乗りであれば、NAモデルでも十分な場合が多いです。燃費や車両価格の面ではNAモデルにメリットがあります。
オーナーの声(不満点)
「ただ一定以上の加速が欲しくなったり、山道になると、CVTの動きがモサモサして辛い。回転数が上がってもトランスミッションに吸い取られる感じで加速度が思うように上がらない。」
いのたろうさん(価格.com)
「ノンターボなので仕方ないが、バイパスの合流や登坂はかなりアクセルを踏み込まないと流れに乗れない。エンジン音も結構うるさくなる。」
コミックガンガンさん(価格.com)
デメリット2: 燃費が期待ほど良くない

画像イメージ:クルマックス
Nワゴンのカタログ燃費(WLTCモード)は、NAモデルで23.2km/L、ターボモデルで21.2km/L(FF車)と、軽ハイトワゴンとしては標準的な数値です。しかし、実際の燃費(実燃費)は、カタログ値よりも低くなることが一般的です。
特に、市街地でのストップ&ゴーが多い場合や、エアコンを頻繁に使用する夏場、パワー不足を補うためにアクセルを踏み込む機会が多い場合などは、燃費が悪化しやすい傾向にあります。「思ったより燃費が伸びない」と感じ、後悔につながるケースがあるようです。
対策
- 実燃費の情報を参考にする
カタログ燃費だけでなく、レビューサイトなどで報告されているオーナーの実燃費データを参考に、現実的な数値を把握しておきましょう。 - エコドライブを心がける
急発進・急加速を避け、丁寧なアクセルワークを心がけることで、燃費の向上は可能です。アイドリングストップ機能も積極的に活用しましょう。 - ターボモデルとの比較
ターボモデルはNAモデルよりカタログ燃費は劣りますが、パワーに余裕がある分、アクセルを踏み込む量が少なく済み、結果的に実燃費では大きな差が出ない、あるいは逆転する可能性もあります。試乗時の燃費計なども参考に比較検討しましょう。 - 「軽じゃない」維持費の可能性も考慮
特にターボモデルや、頻繁な運転をする場合、燃費面での維持費が「軽自動車だから安い」というイメージよりも高くなる可能性も考慮しておきましょう。
オーナーの声(不満点)
「私の場合、通勤で往復10km、親を病院に連れて行く、近所に買い物という使い方をすると燃費計の表示上:15km/l 距離と給油量で計算すると13km/lという感じです。アクセラは同じ使い方で12km/lほどでしたので、ほとんど違いがありません。」
男性です。さん(価格.com)
「期待ほど燃費は良くないなぁ」
もつちーさん(みんカラ)
デメリット3: 内装の質感(プラスチッキーさ)

画像イメージ:クルマックス
Nワゴンの内装は、シンプルで機能的にまとめられていますが、一部のグレードや箇所によっては、プラスチック素材が多く使われており、「質感が低い」「安っぽい」と感じる方もいるようです。
特に、インパネ周りやドアトリムなど、目につきやすい部分の素材感が気になるという声があります。軽自動車というカテゴリーや価格帯を考えれば仕方ない部分もありますが、デザインや広さへの期待値が高い分、内装の質感でギャップを感じてしまうのかもしれません。
対策
- 上位グレードやカスタムを検討する
上位グレード(Lやカスタム)では、ソフトパッドが使われていたり、加飾パネルが追加されていたりするなど、質感が向上しています。予算が許せば検討してみましょう。 - 実車で確認する
写真やカタログだけでは質感は分かりにくいものです。実際にディーラーで様々なグレードの展示車や試乗車に触れて、質感が許容範囲かを確認しましょう。 - 割り切りも必要
軽自動車としての価格や機能性を考えれば、ある程度の割り切りは必要かもしれません。質感よりも広さや使い勝手、安全性能などを重視するという考え方もあります。 - 「軽じゃない」部分とのバランス
Nワゴンは広さや装備面で「軽じゃない」と感じさせる部分もありますが、内装の質感は価格相応と感じる人もいます。どこに価値を置くかを明確にしましょう。
オーナーの声(不満点)
「軽自動車に高級感や質感を求めてはいけない、とは分かっていても手に触れるところ全てカッチカチの硬質プラスチックなので当たると痛い。気になったのが、足のすねに当たりがちなハンドル下にある物入れ。すねにちょくちょく当たって痛い。」
コミックガンガンさん(価格.com)
「機能的には問題ないと思いますが、プラスチックを多用した非常に安っぽい内装の質感だと思います。しかし装備面を考慮すると価格設定を破格と言える程押さえ込んでいるので、仕方のない部分はあると思いますね。」
ヤンマ569さん(みんカラ)
デメリット4: ロードノイズや静粛性

画像イメージ:クルマックス
軽ハイトワゴンは、ボディ形状やコストの制約から、普通車と比較するとロードノイズ(タイヤが路面を転がる音)やエンジン音が室内に侵入しやすい傾向があります。Nワゴンも例外ではなく、特に速度が上がるとノイズが気になるという声があります。
荒れた路面を走行する際の「ゴー」という音や、加速時のエンジン音が大きく感じられることがあるようです。静粛性を重視する方にとっては、この点が後悔ポイントになる可能性があります。
対策
- 試乗で静粛性を確認する
様々な速度域や路面状況で試乗し、自分にとって許容できるレベルの静粛性かを確認しましょう。特に高速道路を試乗できると参考になります。 - タイヤ交換を検討する
静粛性の高いコンフォートタイヤに交換することで、ロードノイズをある程度低減できる可能性があります。 - デッドニングを検討する
より本格的に静粛性を高めたい場合は、ドアやフロアなどに制振材や吸音材を追加する「デッドニング」というカスタムもありますが、費用と手間がかかります。 - 競合車種と比較する
同クラスの他の軽ハイトワゴン(スズキ スペーシア、ダイハツ タントなど)と比較試乗し、静粛性の違いを確認するのも良いでしょう。
オーナーの声(不満点)
「ロードノイズが結構ある、路面音がダイレクト」
富山氷見さん(みんカラ)
「N-WGNに限って言えばしなやかさに欠ける乗り心地。硬い。ロードノイズうるさい。大人4人乗ってやっと我慢できる乗り心地。」
MI5さん(みんカラ)
デメリット5: 先進安全装備(Honda SENSING)の挙動

画像イメージ:クルマックス
Nワゴンには全グレードに先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備されており、高い安全性能を誇ります。衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール(ACC)など、多くの便利な機能が含まれています。
しかし、その一方で、特定の状況下でのシステムの挙動に戸惑う声も聞かれます。例えば、前方の車や障害物に対してシステムが過敏に反応すると感じたり、ACC使用時の加減速がややぎこちないと感じたりするケースがあるようです。また、天候(豪雨や霧など)によっては、システムが一時的に作動しなくなることもあります。
対策
- システムの特性を理解する
Honda SENSINGはあくまで運転支援システムであり、万能ではありません。取扱説明書をよく読み、各機能の作動条件や限界を理解しておくことが重要です。 - 試乗で機能を試す
可能であれば、試乗時にACCや車線維持支援システム(LKAS)などを実際に試し、その挙動を確認しておきましょう。 - 設定を調整する
車線逸脱警報など、一部の機能は感度や作動タイミングを調整できる場合があります。自分に合った設定を探してみましょう。 - 過信しない
最も重要なのは、システムを過信せず、常にドライバー自身が安全運転を心がけることです。
オーナーの声(不満点)
「ホンダセンシングの誤動作。高速道路上で緊急ブレーキ作動。後続車がいれば大事故。(しかも複数回)ブレーキホールドの不具合。全部、直りません。挙句の果てに気のせいだと。」
ゆういぬさん(みんカラ)
「ACC使用時のブレーキのかかり方がかなり唐突にかかるので不快に感じることがあります。まるで運転の苦手なおばさん(母親の運転もそう)のブレーキのかけ方に似てます。赤信号なのにギリギリまでアクセル踏んで信号直前でキュキュキュっと止まるイメージ。もっとGがかからないよう上手く制御して欲しい。」
ヤンマ569さん(みんカラ)
Nワゴンが向いている人

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ここまでデメリットを見てきましたが、もちろんNワゴンには多くの魅力があり、以下のような方には非常におすすめできる車です。
- 街乗り中心で運転のしやすさを重視する人
コンパクトなボディサイズと最小回転半径4.5m(FF車)という小回り性能で、狭い道や駐車場での取り回しが非常に楽です。 - 広い室内空間と荷室の使いやすさを求める人
軽自動車とは思えないほどの広い室内、特に後席の足元空間は特筆ものです。荷室も低床で積み下ろしがしやすく、後席を倒せば大きな荷物も積めます。 - 先進安全装備を重視する人
全グレードにHonda SENSINGが標準装備されており、安全性能にこだわりたい方には大きなメリットです。 - シンプルで飽きのこないデザインが好きな人
奇をてらわない、クリーンで機能的なデザインは、長く乗っても飽きがきにくいでしょう。カスタムグレードは精悍な印象です。 - 日常の使い勝手を重視する人
豊富な収納スペース、充電用USBジャック(タイプ別設定)、アレルクリーンプラスシート(タイプ別設定)など、日常で便利に使える機能が充実しています。 - 「軽じゃない」ような質感や広さを求める人(一部)
特にカスタムグレードの内装や、クラスを超えた後席の広さなどは、軽自動車の枠を超えていると感じる人もいます。
Nワゴンが向いていない人(後悔する可能性がある人)

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一方で、以下のような使い方や価値観を持つ方にとっては、Nワゴンはベストな選択ではないかもしれず、購入後に後悔する可能性があります。
- 高速道路での長距離移動が多い人(特にNAモデル)
デメリットで挙げたように、NAモデルでは高速走行時のパワー不足やエンジン音が気になる可能性があります。ターボモデルでも、普通車ほどの余裕はありません。 - 燃費性能を最優先する人
Nワゴンの燃費は悪くはありませんが、同クラスのライバル車の中には、より低燃費を謳うモデルもあります。燃費を最重要視する場合は、他の車種とも比較検討が必要です。 - 内装の高級感を強く求める人
シンプルで機能的な内装ですが、プラスチック感が気になる方や、上質な素材感を求める方には物足りなく感じるかもしれません。 - 極めて高い静粛性を求める人
軽自動車としては標準的なレベルですが、普通車並みの静粛性を期待すると、ロードノイズやエンジン音が気になるでしょう。 - 軽自動車としての維持費の安さを絶対視する人
Nワゴンは装備が充実している分、車両価格は軽自動車の中でもやや高めです。また、実燃費やターボモデルの税金などを考慮すると、「軽だから何でも安い」とは限らない場合があります。「Nワゴン 軽じゃない」と感じる要因の一つかもしれません。
後悔ばかりじゃない!オーナーからのポジティブな声

画像:ホンダ
Nワゴンを選んで満足しているオーナーの声もたくさんあります。ここでは、特に評価の高いポイントをいくつかご紹介します。
オーナーの声(満足点)
「【使い勝手】便利だったのはシートレイアウトで、助手席の席背もたれを後ろに倒し、その後ろの席を前倒しにすると大人一人寝れる車中泊スペースが出来ます。(中略)172cmの大人が楽々と横になれるので助かります。あと荷室の2段分けは便利です。」
桃太郎@東大阪さん(価格.com)
「【走行性能】ターボエンジンは素晴らしく、パワー、エンジン音など文句無し。CVTとのマッチングも良く、足回りも適度な硬さで安定している、ACCとかラインキープ機能まで付いていて素晴らしい」
ココアとタンゴさん(価格.com)
「【デザイン】シンプルでミニマルなデザイン。全車速ACC標準装備。明るいインテリア(ノーマル・ベージュ)」
ken–さん(みんカラ)
「【安全性】ホンダセンシング標準装備である事です。安全は何物にも代えられませんからね。凄いなと思ったのはクラス唯一(ですよね)のステアリングのテレスコが付いていることです。調整代は十分ではありませんが、それでも付いていることに感謝です。」
yoshi071060さん(みんカラ)
「【経済性】燃費、ACCです。燃費は最高リッター30kmです。AC,OFF 一人乗車。大阪~近畿道~名神~湖西道路~メタセコイア並木道まで往復280kmです。」
浪花のジョークマンさん(みんカラ)
Nワゴンに関するよくある質問(FAQ)

画像:ホンダ
Nワゴンの購入を検討する際によく疑問に思われる点を、Q&A形式でまとめました。
NワゴンのNAとターボ、どちらを選ぶべき?
どちらを選ぶかは、主に車の使い方によって決まります。街乗りが中心で、高速道路や坂道を走る機会が少ないのであれば、NAモデルでも十分な場合が多いです。車両価格や燃費の面でもメリットがあります。
一方、高速道路の利用が多い、坂道を頻繁に走る、多人数乗車が多い、キビキビとした力強い走りを求める、といった場合にはターボモデルがおすすめです。パワーに余裕があるため、運転時のストレスが少なく、結果的に実燃費もNAと大差ないか、状況によっては良くなることもあります。予算と使い方に合わせて試乗して比較検討するのが最善です。
「ターボにしちゃかなり燃費がイイ。(中略)エコモードオンでも鋭い加速性能を発揮してくれます。エアコンかけて坂道でもガンガン登ってくれます。(中略)エコオフならものすごい勢いで加速できますが、 高速道路はエコモードオフでもイマイチ。」
英国酷撤さん(価格.com)
「ホンダセンシングを使用するなら軽パワー不足からくるアクセルワークのストレスも少ないのでターボはなくても問題ない。燃費の悪さも考えるとNA車+ホンダセンシングで十分だと思いました。」
nissiyさん(価格.com)
実際の燃費はどれくらい?
Nワゴンの実燃費は、運転スタイルや走行環境(市街地、郊外、高速道路)、エアコンの使用状況などによって大きく変動します。オーナーの報告を見ると、NAモデルの市街地走行で14〜17km/L程度、郊外や高速道路で18〜22km/L程度が目安となるようです。
ターボモデルは、NAモデルより若干低い傾向にありますが、高速道路などではパワーに余裕がある分、燃費の落ち込みが少ないこともあります。市街地で13〜16km/L、郊外・高速で17〜20km/L程度が目安でしょう。いずれにしても、カタログ燃費(WLTCモード)よりは低い数値になることが多いです。
「燃費季節によって変わります・春と秋(ECONオン、エアコンOFF)→通勤18km/L、遠出21〜25km/L・夏(ECONオフ、エアコンON)→通勤12km/L、遠出18〜20km/L・冬(ECONオフ、エアコンほぼOFF、シートヒーターON)→通勤14.5m、遠出20〜22km/L」
桃太郎@東大阪さん(価格.com)
N-BOXとの違いは?どちらがおすすめ?
N-BOXはスーパーハイトワゴンと呼ばれる、Nワゴンよりもさらに背が高いモデルです。最大の違いは室内高で、N-BOXの方が圧倒的に広く、小さなお子さんがいる家庭などには特に人気があります。スライドドアもN-BOXの大きな特徴です。
一方、NワゴンはN-BOXより全高が低いため、重心が低く走行安定性に優れ、横風の影響も受けにくいというメリットがあります。また、車両価格もNワゴンの方がやや安価な傾向にあります。どちらが良いかは、室内の広さやスライドドアの必要性、走行性能、予算などを総合的に比較して、自分のライフスタイルに合う方を選ぶのが良いでしょう。
「N-BOXと購入を迷われる方がいると思うのですが、大きな荷物を運んだり幼児がいるならN-BOX、乗員が1〜2名迄の大人が乗るならN-WGNがお勧めです。」
桃太郎@東大阪さん(価格.com)
中古車で購入する際の注意点は?
Nワゴンの中古車を購入する際は、年式や走行距離、修復歴の有無はもちろん、グレード(NAかターボか、標準かカスタムか)や装備内容(Honda SENSINGの有無や機能、ナビなど)をしっかり確認しましょう。特に初期モデル(2019年以前)はHonda SENSINGが標準装備でない場合があるので注意が必要です。
また、軽自動車は日常の足として使われることが多く、メンテナンス状況に差が出やすいです。可能であれば、整備記録簿を確認したり、信頼できる販売店で購入したりすることをおすすめします。試乗して、エンジンやCVTの異音、エアコンの効き具合などもチェックしましょう。異音に関するレビューもあるため、特に注意が必要です。
「【問題点】納車時からグローブボックス付近からカタカタというかなり大きな音で異音発生。ディーラーに言いましたが「そういう事例は報告されているが現状原因不明で処置方法がわからない」とのこと。」
careftakeさん(価格.com)
Nワゴンのカスタムはしやすい?
Nワゴンは人気車種のため、アフターパーツが比較的豊富に販売されており、カスタムを楽しむユーザーも多いです。特にカスタムグレードは、標準でエアロパーツなどが装着されており、ドレスアップのベースとしても人気があります。
ホイールやタイヤの交換、ローダウンサスペンションの装着、内外装のアクセサリーパーツ追加などが定番のカスタムメニューです。ただし、カスタムによっては乗り心地や燃費が悪化したり、車検に通らなくなったりする可能性もあるため、注意が必要です。専門ショップに相談するのも良いでしょう。
「Nワゴン 軽じゃない」ってどういう意味?
「Nワゴン 軽じゃない」という表現は、いくつかの意味合いで使われることがあります。一つはポジティブな意味で、室内空間の広さ、特に後席の足元のゆとりや、カスタムグレードの内装の質感、しっかりとした走りなどが、従来の軽自動車のイメージを超えている、という意味です。
もう一つはネガティブな意味合いで、装備が充実している分、車両価格が軽自動車としては高めであることや、ターボモデルの自動車税、実際の燃費などを考慮すると、維持費が「軽だから安い」という期待ほどではない、という意味で使われることがあります。Nワゴンを選ぶ際は、こうした多面的な評価があることを理解しておくと良いでしょう。
「乗っている感じは1200ccクラスの普通車と遜色がない。(中略)レンタカーでトヨタの1リッターのワゴンを良く借りるが、N-WGNと比べたらオモチャだね。」
価格こいこいさん(価格.com)
「[価格]初代フィット(1.3L)と変わらない値段まで上昇している。ASV、センサー、カメラなどの安全性や快適性に関わる装備が多く採用されたとはいえ、上がりすぎではないかとも思う。ターボありでナビつけると総支払額200万以上確定。」
コミックガンガンさん(価格.com)
Honda SENSINGの使い勝手は?
Honda SENSINGは、多くのオーナーから安全運転に貢献する機能として高く評価されています。特にアダプティブクルーズコントロール(ACC)や車線維持支援システム(LKAS)は、高速道路などでの運転疲労軽減に役立ちます。衝突被害軽減ブレーキ(CMBS)も、万が一の際の安心感につながります。
ただし、デメリットでも触れたように、システムの作動に慣れが必要な場面や、天候による機能制限もあります。あくまで運転支援システムであり、過信は禁物です。試乗で実際に機能を試したり、取扱説明書で特性を理解したりした上で活用することが大切です。
「ACC、LKASの使用感はスバルのアイサイトと遜色ありません。ブレーキホールドも便利でもう手放せません。高速でも安定していて静粛性は良いですが、ロードノイズは一般道でも路面によっては大きく雨音もそれなりです。」
バターピーナッツさん(みんカラ)
まとめ:Nワゴンで後悔しないために

画像:ホンダ
Nワゴンは、広い室内空間、優れた使い勝手、高い安全性能など、多くの魅力を持つ軽自動車です。しかし、一方で走行性能(特にNAモデル)、燃費、内装の質感、静粛性など、購入後に「後悔」を感じる可能性のあるポイントも存在します。
後悔しないためには、まずこれらのデメリットとなり得る点を事前にしっかりと把握し、それぞれに対する対策や考え方を理解しておくことが重要です。そして何よりも、ご自身の車の使い方(街乗り中心か、高速利用が多いかなど)や、車に求めるもの(広さ、走り、燃費、質感、安全性など)を明確にし、Nワゴンが本当に自分のニーズや価値観に合っているかを見極めることが大切です。
カタログやネットの情報だけでなく、必ずディーラーで実車を確認し、試乗することをおすすめします。できればNAモデルとターボモデルの両方を乗り比べ、普段走るような道を試してみると、より納得のいく判断ができるはずです。「Nワゴン 軽じゃない」と言われるようなポジティブな面、ネガティブな面の両方を体感してみてください。
この記事でご紹介した情報やオーナーの方々の声が、あなたのNワゴン選びの一助となり、購入後の「後悔」を防ぎ、満足のいくカーライフを送るためのお役に立てれば幸いです。