ジープレネゲード、個性的でカッコ可愛いデザインに惹かれますよね。コンパクトなのにJeepブランドというのも魅力的で、「子供もいるし、そろそろ軽自動車から乗り換えたいな」と考えている方の有力候補かもしれません。
でも、いざ購入となると「実際の燃費は?」「家族で乗るのに乗り心地は大丈夫?」「荷物はちゃんと積めるかな?」「外車って故障が心配…」など、気になる点も多いはず。「買って後悔しないかな?」と検索してしまう気持ち、よく分かります。
この記事では、そんなあなたの不安を解消するために、ジープレネゲードで考えられるデメリットとその対策、そして実際に乗っているオーナーのリアルな声を詳しく解説します。
この記事を読むことで、レネゲードが本当にあなたの家族のライフスタイルに合うのか、後悔しないための具体的な判断基準が明確になります。
「買ってよかった!」と心から思える選択をするために、ぜひ読み進めてみてください。
- ジープレネゲードで後悔しやすい具体的なポイント
- 考えられるデメリットへの現実的な対策や考え方
- 実際に乗っているオーナーのリアルな評価(満足点・不満点)
- ジープレネゲードが本当に自分のライフスタイルに合っているか
ジープレネゲードで後悔する前に知っておきたいデメリット

画像:ジープ
ジープレネゲードは魅力的な車ですが、購入後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためには、事前に考えられるデメリットを理解しておくことが重要です。ここでは、オーナーの声をもとに、特に注意したい点を5つご紹介します。
1. 燃費性能:特に市街地やトレイルホークは覚悟が必要?
購入前に知っておきたい燃費の実態
ジープレネゲードの燃費は、特に市街地走行や4WDモデル(トレイルホーク)において、国産の同クラスSUVと比較すると見劣りする可能性があります。車重や駆動方式、搭載されるエンジン特性が背景にあります。また、一部モデルではハイオク仕様となっている点も維持費を考える上で考慮が必要です。
オーナーの声(不満点)
「エンジンサイズの割に燃費が極悪、車重も決して重くはないはずだが割り切らないとガソリン代ばかり気になる。」
[sin_yama]さん(みんカラ)
「あまり良いとは言い難いです。特にトレイルホークは、上手く乗って8km/Lくらいでしょうか。ストップ・アンド・ゴーが多い市街地だと、6km/Lくらいまで普通に悪化しますね…。ただしトレイルホークはハイオク仕様ではなくレギュラーガソリンなので、そのへんで相殺されます。」
[やせの大食い]さん(価格.com)
燃費が気になる場合の対策・考え方
もし燃費性能が購入の決め手となる場合は、以下の点を検討することをおすすめします。
- FFモデル(リミテッドなど)を検討する
4WDモデルと比較して燃費が良い傾向にあります。 - 年式による違いを考慮する
モデルチェンジによりエンジンやトランスミッションが変更され、燃費性能が改善されている場合があります。 - 試乗で実燃費に近い感覚を掴む
カタログ値だけでなく、実際の走行フィールを確認しましょう。 - 維持費全体で判断する
税金や他の維持費も含めて、トータルコストで考えましょう。 - 運転の仕方を工夫する
急発進・急加速を避けるなど、エコドライブを心がけることで燃費向上は可能です。
2. 乗り心地と走行フィール:低速時のギクシャク感や坂道発進は大丈夫?
独特の乗り味?知っておきたいポイント
特に初期モデルやDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)搭載モデルでは、低速走行時のギクシャク感や変速ショックを感じるという声があります。また、坂道発進時に車体が後退しやすいという指摘も。これはDCTの特性やヒルスタートアシストの制御仕様が理由と考えられます。ロードノイズやエンジン音が気になるという意見も見られます。
オーナーの声(不満点)
「・低速ギアチェンジへたくそ過ぎ。乗員が前後にかなり揺さぶられます。下手なマニュアル車に乗ってる気分。これが決定的で、新車8か月で手放しました。そんなレベル。」
[ZUUM]さん(みんカラ)
「唯一は、斜面で停止した時にかなり後進してしまう所。立体駐車場とうの斜面で停止してしまった時は、十分注意が必要。」
[ゆうすけ76]さん(価格.com)
乗り心地や走行フィールが気になる場合の対策・考え方
乗り心地や走行フィールに懸念がある場合は、以下の点を検討することをおすすめします。
- 必ず試乗して確認する
低速域での走行や坂道発進など、気になるシチュエーションを試してみましょう。フィーリングは個人差が大きい部分です。 - モデルや年式による違いを調べる
マイナーチェンジでトランスミッションや制御が改善されている場合があります。ATモデル(トレイルホークなど)はDCTとは異なるフィーリングです。 - 運転のコツを掴む
坂道発進時は電動パーキングブレーキを活用するなど、車の特性に合わせた操作でスムーズな運転が可能です。 - ロードノイズ対策を検討する
タイヤの種類や静音化対策で改善できる場合もあります。
3. 積載性と収納スペース:見た目より狭い?

画像:ジープ
荷室や収納の実用性は?
ジープレネゲードはコンパクトSUVに分類され、その個性的なデザインも相まって、荷室の広さや車内の収納スペースは限られています。特に、全長に対して全幅があるため、見た目の印象よりも荷室幅が狭く感じるかもしれません。ファミリーキャンプなど、多くの荷物を積むシーンでは工夫が必要になるでしょう。
オーナーの声(不満点)
「見た目よりも積載量が少ない。ナビ兼コンピュータが結構バカ、偶にバグるがアップデートしてから大分誤動作が無くなったのでマシ…。ファミリーキャンプなど期待して積み込むにはルーフラックが無いとても困る。」
[sin_yama]さん(みんカラ)
「■荷室の幅が狭い■ 幅は、軽自動車にも負けている。 75cmサイズの雨傘が、斜めにしないと置けない。 前に乗っていた車でよく積んでいた荷物の中に、 積めなくなったものがある。」
[激辛豆乳]さん(価格.com)
積載性や収納が気になる場合の対策・考え方
もし積載性や収納スペースが気になる場合は、購入前に次のような点を考慮してみましょう。
- 実車で確認する
普段積む荷物(ベビーカー、キャンプ用品など)が実際に積めるか試してみましょう。 - ライフスタイルに合うか検討する
家族構成や主な用途を考え、必要なスペースが確保できるか判断しましょう。 - ルーフラックやキャリアの活用を検討する
積載量を補うためのオプションも検討に入れましょう。 - 割り切りも必要と考える
デザインや他のメリットを優先する場合、ある程度の積載性の限界は受け入れる必要があるかもしれません。
4. 故障リスクと維持費:外車ならではの心配?
故障や部品代、ディーラー対応は?
輸入車全般に言えることですが、国産車と比較して故障のリスクや部品代、工賃が高くなる傾向があります。レネゲードに関しても、電気系統のトラブルやセンサー類の不具合、消耗品の交換費用に関する声が見られます。また、ディーラーの対応に不満を感じるケースもあるようです。これは個体差やディーラーによる差が大きい部分でもあります。
オーナーの声(不満点)
「故障多い アイドリングからエンスト ナビ画面に線が入りチラつく 朝一3000回転までギア1速」
[やっぱりジープ]さん(みんカラ)
「絶対すすめません!みてくれ重視で購入しましたが、不具合の多さにあきれますブレーキパットの鳴き、シートベルト金具のカチカチ音はもちろんのこと電気系、エンジントラブルまできりがありませんしかも、ディーラー側はどんなに不具合があろうが現認できないものについては一切フォーローなし不具合をムービーに撮ってみせても、『今現状症状ないならわかりません』と当たりの車ならいいですが、はずれの車がきたら絶対後悔すると思います」
[Hizimi]さん(価格.com)
故障リスクや維持費が気になる場合の対策・考え方
故障リスクや維持費について懸念がある場合は、以下の点を検討することをおすすめします。
- 保証内容をしっかり確認する
新車・中古車問わず、保証期間や範囲を確認しましょう。延長保証への加入も検討の価値があります。 - 信頼できるディーラーを選ぶ
購入後のメンテナンスやトラブル対応を考えると、ディーラーとの相性は重要です。複数のディーラーを比較検討するのも良いでしょう。 - 中古車の場合は状態を慎重に見極める
認定中古車を選ぶ、信頼できる販売店で購入するなど、リスクを低減する選択をしましょう。整備記録の確認も重要です。 - ある程度の維持費は覚悟しておく
輸入車を選ぶ以上、国産車よりも維持費がかかる可能性は念頭に置いておきましょう。
5. 装備と機能:ナビや安全装備は十分?
先進機能や快適装備のチェックポイント
ジープレネゲードは、モデルイヤーやグレードによって装備内容が異なります。特にナビゲーションシステムは純正設定がなく、社外品を取り付ける際に高価なキットが必要になる場合があります。また、先進安全装備についても、最新の国産車と比較すると機能が限定的であったり、上位グレード(例:リミテッド)にしか設定されていない場合があります。トレイルホークでは、悪路走破性を優先するためか、パワーシートなどの快適装備がオプションでも選べないといった割り切りも見られます。
オーナーの声(不満点)
「ナビが付いていない。リアカメラも付いていない」
[giulia-auto]さん(みんカラ)
「面白いなと思ったのはシートやルーフの設定。パワーシートや電動ルーフなどの快適装備は、ミドルグレードのリミテッドが最も充実しています。逆に、車両価格が最も高いトレイルホークには、オプションですら、それらを装備できません。「本気のクロカンには快適装備なんて邪魔でしょ?」と言わんばかりで、この辺の割り切りにジープとしての主張を感じます。」
[やせの大食い]さん(価格.com)
装備や機能が気になる場合の対策・考え方
装備や機能について気になる点がある場合は、以下の点を検討することをおすすめします。
- 必要な装備が付いているグレードを選ぶ
安全装備や快適装備など、譲れない機能があるか明確にし、対応するグレードや年式を選びましょう。 - ナビはスマホ連携を活用する
Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しているモデルであれば、スマートフォンのナビアプリを利用できます。 - 試乗時に装備の使い勝手を確認する
インフォテインメントシステムの操作性や、安全装備の作動フィールなどを実際に試してみましょう。 - 最新モデルの情報をチェックする
年次改良などで装備がアップデートされている可能性もあります。
ジープレネゲードが向いている人

画像:ジープ
ここまでデメリットを中心に見てきましたが、もちろんジープレネゲードにはそれを補って余りある魅力があります。以下のような方には、ジープレネゲードが素晴らしいパートナーとなる可能性が高いでしょう。
- デザインに強く惹かれる人
Jeep伝統のデザインとモダンさ、可愛らしさが融合した唯一無二のスタイルが好きな方。 - 個性的な車に乗りたい人
他の人とは違う、自分のこだわりを表現できる車を求めている方。 - Jeepブランドに憧れがある人
コンパクトなサイズでもJeepの世界観を味わいたい方。 - 運転を楽しみたい人
しっかりとした走りや、時にはオフロードも楽しみたいアクティブな方(特にトレイルホーク)。 - 多少の不便さも「味」として受け入れられる人
燃費や積載性、細かな不具合などを、車の個性として楽しめる大らかさを持っている方。 - 街乗りメインだが、たまにアウトドアにも出かけたい人
取り回しの良いサイズ感と、いざという時の走破性を両立したい方。
ジープレネゲードが向いていない人(後悔する可能性がある人)

画像:ジープ
一方で、以下のような点を重視する方にとっては、ジープレネゲードは期待に応えられず、後悔につながる可能性があります。
- 燃費性能を最優先する人
日々のガソリン代を少しでも抑えたい、ハイブリッド車のような低燃費を求めている方。 - 極めてスムーズで静かな乗り心地を求める人
国産高級セダンのような静粛性や、CVTのような滑らかな変速フィールを重視する方。 - 広い荷室や豊富な収納スペースが必須な人
常に多くの荷物を積む必要がある、ファミリーでの長距離旅行が多いなど、実用性を最重要視する方。 - 故障リスクや維持費を極力抑えたい人
車の維持にかかる費用や手間を最小限にしたい、予期せぬ出費は避けたいと考えている方。 - 最新の運転支援システムや快適装備を重視する人
常に最先端の技術や、至れり尽くせりの快適装備を求めている方。 - ディーラーとのコミュニケーションが苦手な人
輸入車特有のメンテナンスや、ディーラーとのやり取りにストレスを感じやすい方。
後悔ばかりじゃない!オーナーが語るジープレネゲードの魅力

画像:ジープ
デメリットや注意点をお伝えしてきましたが、多くのオーナーがジープレネゲードに満足し、カーライフを楽しんでいます。ここでは、実際に乗っている方々のポジティブな声をご紹介します。
オーナーの声(満足点)
「【エクステリア】格好良さとキュートさが融合した奇跡のデザイン。自分もですがこの見た目に一目惚れして購入される方が大半だと思います。」
[myblo]さん(価格.com)
「想像していた以上のハンドリングとレスポンスの良さ。一般路の平均燃費と高速路の平均燃費は高い。様々な悪路における4WDの能力の高さは頼もしい。」
[hoshikinskywalker]さん(みんカラ)
「【インテリア】内装は、きれいにまとめられており、特段の不満は無し。このクラスにしては、リミテッドは、付属装備が充実しており、特にシートヒーターに加えてハンドルヒーターは、ベンツのディーラーさんに行った時も驚かれた。」
[ゆうすけ76]さん(価格.com)
「JEEPらしさと可愛さが共存したエクステリア。思いのほか剛性感もあり、ステアリングレスポンスもなかなかに鋭い。インテリアにも遊び心があって隠しアイコン探すのも楽しみのひとつ。」
[ゆぃの助ND]さん(みんカラ)
「【総評】総じて、とても良い車だと思う。アメ車に乗る気分を味わいたいなら、おすすめ。アメ車だけどイタリア車でオシャレ。自分は、買ってよかったと思っている。」
[ゆうすけ76]さん(価格.com)
ジープレネゲード購入に関するよくある質問(FAQ)

画像:ジープ
実際の燃費はどれくらいですか?
オーナーの報告を見ると、モデルや走行状況によって大きく異なります。FFモデル(リミテッドなど)の街乗りでリッター10km前後、高速で13km/L以上という声がある一方、4WDモデル(トレイルホーク)の市街地ではリッター6〜8km程度になることもあるようです。高速道路ではリッター12〜15km以上走るという報告もあります。
燃費を重視する場合は、FFモデルを選んだり、アクセルワークを意識したりするなどの工夫が考えられます。ハイオク仕様のモデルもあるため、燃料代も考慮に入れる必要があります。
「【燃費】今、現在ラングラーに乗っており、それを考えると良い方かも。アメ車なのに、ハイオク仕様だが、下道でもリッター10以上は走る感じ。今の時代の国産車に比べたらもちろん悪いですが。」
[ゆうすけ76]さん(価格.com)
「【燃費】トレイルホークはガソリンで、都市部で7〜8 km/L、高速だと12 km/Lくらいです。郊外なら10 km/Lは走ると思います。同タイプの本格SUVと比べれば燃費は良いと思います。」
[薬★]さん(価格.com)
DCTモデルの低速時のギクシャク感は慣れますか?対策はありますか?
DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)特有の低速域でのギクシャク感は、多くのオーナーが指摘する点です。慣れるかどうかは個人差が大きいですが、「慣れた」「気にならなくなった」という声もあれば、「最後まで馴染めなかった」という声もあります。
対策としては、アクセルワークを工夫すること(じわっと踏む、変速タイミングを意識するなど)で、ある程度スムーズに走らせることは可能です。また、モデルイヤーによっては制御プログラムが改善されている場合もあります。購入前に必ず試乗し、ご自身の感覚で許容できるか確認することが最も重要です。
「低速時のDCTの悪さがモロに出る。クリープ弱いから坂道発進は下がるし渋滞のノロノロ運転の時はカクカクして嫌い。それでもそこそこ荷物も積めるし、ちょうどいい大きさ。日本車と同等クラスにはない四角い感じが👍🏻車に対する不満はあっても良い車だと思います!」
[fd3s.13b]さん(みんカラ)
坂道発進で後退しやすいって本当ですか?どうすればいいですか?
はい、特にDCTモデルやアイドリングストップからの再発進時に、ブレーキを離すと車体が後退しやすいという声が多く聞かれます。これはヒルスタートアシスト機能の作動タイミングや制御、DCTのクリープ現象が弱いことなどが関係していると考えられます。
対策としては、坂道で停止する際に電動パーキングブレーキ(EPB)をかける習慣をつけるのが最も確実です。アクセルを踏むと自動で解除されるため、スムーズに発進できます。また、ブレーキペダルの踏み方でヒルスタートアシストの作動を促す、アイドリングストップを一時的にオフにするなどの方法も有効な場合があります。試乗時に坂道発進を試してみることを強くおすすめします。
「坂道発進は苦手ですね、下手するとマニュアルより辛いです。電動パーキングをonしてから発進しましょう。」
[ゆぃの助ND]さん(みんカラ)
「評価が悪く心配していましが、悪い評価は古い!本日納車し1日乗りましたが、何の何のブレーキ鳴きは無いし、坂道でも下がらないしかなり改善されています!迷っているなら、おすすめです!」
[kkazubon]さん(価格.com)
故障は多いのでしょうか?維持費はどれくらいかかりますか?
故障の頻度については、「全く故障しない」という声もあれば、「電気系統のトラブルが多い」といった声もあり、個体差や年式による差が大きいようです。一般的に輸入車は国産車に比べて部品代や工賃が高くなる傾向があるため、維持費はやや高めに見積もっておいた方が良いでしょう。
具体的な維持費としては、オイル交換(純正オイルが高価な場合あり)、タイヤ交換、車検費用などが挙げられます。特に、タイミングベルト交換が必要なモデル(初期の1.4Lターボなど)は、交換費用が高額になる可能性があります。購入前に保証内容を確認し、信頼できるディーラーや整備工場を見つけておくことが安心につながります。
「故障は全く無く、安心して乗れる車でした。ただ、家族が2回ぶつけて修理をしましたが、部品代が異常に高いので注意です。今回、車検時にバッテリー交換、車検直後にブレーキパッド交換、今後もタイミングベルト交換、ブレーキローター交換など、維持費が勿体ないので他社の車に乗り換えました。」
[yui88]さん(価格.com)
「外車ですから、まぁ不具合も多々あるし部品交換も日本車に比べると値段が高い。そんなことは分かってて乗ってます。」
[fd3s.13b]さん(みんカラ)
荷室の広さはどれくらいですか?実用性はありますか?
ジープレネゲードの荷室容量は、通常時で約351リットル(VDA方式、モデルにより若干異なる場合あり)と、コンパクトSUVとしては標準的ですが、特別広いわけではありません。後席を倒せば容量は拡大できますが、段差が残る場合もあります。
日常の買い物や2〜3人での小旅行程度であれば十分な広さですが、大人数での旅行や大きな荷物(ベビーカー、ゴルフバッグ、キャンプ用品など)を頻繁に積む場合は、やや手狭に感じる可能性があります。実用性を重視する場合は、購入前に実車で荷室の広さや使い勝手を確認することをおすすめします。
「荷室がちょっと狭いですが、工夫すればなんとかなります。」
[Tattuuu]さん(みんカラ)
「後部荷物のスペースが小さいか・・・。ダッシュボードも小さい・・・。」
[seijipsw]さん(みんカラ)
トレイルホークとリミテッド、どちらを選ぶべきですか?
どちらのグレードが良いかは、何を重視するかによって異なります。
トレイルホークは、本格的な4WDシステム(セレクテレインシステム、ローレンジ付き)、高い最低地上高、専用エクステリアなどが特徴で、オフロード走行性能を重視する方や、よりJeepらしいワイルドなスタイルを求める方におすすめです。ただし、燃費性能や一部の快適装備(パワーシートなど)はリミテッドに劣る場合があります。
リミテッドは、FF(前輪駆動)が基本ですが、充実した快適装備(レザーシート、シートヒーター、ハンドルヒーター、ナビ連携機能など)や、比較的良好な燃費性能が魅力です。街乗り中心で、快適性や装備の充実度を重視する方に向いています。4WDが必要ない場合は有力な選択肢となります。
ご自身のライフスタイルや車の使い方、デザインの好みなどを考慮して、最適なグレードを選びましょう。
「特にトレイルホークは、アメリカの魂とも言える2.4 Lのクライスラー製エンジンが、ヨーロッパの洗練されたデザインのボディに搭載されたモデルだと思います。」(※注:エンジンはモデルイヤーにより異なります)
[薬★]さん(価格.com)
「気にならなければ、特にリミテッドは、装備も充実しているし、買いなのでは。唯一は、もちろんわかっていて買っているけど、4WDでは無い所。せっかくジープを買って4WDじゃ無いの?って所を気にしないなら良いかと。」
[ゆうすけ76]さん(価格.com)
中古車で購入する場合の注意点はありますか?
ジープレネゲードを中古車で購入する際は、以下の点に注意すると良いでしょう。
まず、年式やグレードによる装備や仕様の違いを把握しておくことが重要です。特に初期モデルは、ブレーキ鳴きやトランスミッションの挙動に関する指摘が多いため、試乗でしっかり確認しましょう。可能であれば、対策部品に交換されているかなども確認できると安心です。
また、輸入車はメンテナンス履歴が重要です。整備記録簿を確認し、定期的な点検やオイル交換が行われていたかチェックしましょう。特にトレイルホークの中古車を検討する場合は、エンジン異音(クライスラー製2.4Lエンジン搭載モデルの場合)がないかなども確認ポイントです。信頼できる販売店を選び、保証が付いているかどうかも確認しましょう。認定中古車であれば、より安心して購入できます。
「もしトレイルホークを中古を買われる方は、エンジンルームをあけてエンジンをかけ、カタカタ音がしないかをチェックすることをお勧めします。」
[薬★]さん(価格.com)
まとめ:ジープレネゲードで後悔しないために

画像:ジープ
ジープレネゲードは、その個性的なデザインとJeepブランドの魅力で多くの人を惹きつける車です。しかし、一方で燃費、乗り心地、積載性、故障リスクなど、購入後に「後悔」につながる可能性のある側面も持っています。
後悔しないための最も重要なポイントは、ジープレネゲードの特性を正しく理解し、ご自身のライフスタイルや価値観、そして許容できる範囲と照らし合わせることです。デザインに一目惚れしたとしても、デメリットとなり得る点を把握し、それが自分にとって許容できるものなのかを冷静に判断しましょう。
特に、乗り心地や走行フィール、積載性といった部分は、カタログやレビューだけでは分かりません。必ず試乗を行い、実際のフィーリングを確かめることを強くおすすめします。可能であれば、街乗りだけでなく、高速道路や坂道など、普段利用するシチュエーションに近い環境で試してみると良いでしょう。
この記事で紹介したオーナーの声やデメリットへの対策を参考に、ご自身にとってジープレネゲードが本当に「買ってよかった」と思える一台になるか、じっくりと検討してみてください。納得のいく車選びができることを願っています。